喧嘩をしているカップル。段々ヒートアップして、片方がもう片方に今にも暴力を振るいそうです。
こんな時、劣勢なのが女性だった場合と、男性だった場合では、周りの人の反応はどれだけ違うのでしょう?3台の隠しカメラでその模様を捉えます。

被害者が女性だった場合、事態はシリアスに受け取られます。何とかしなきゃと、2人の間に割って入る人が出てきます。でも、もし被害者が男性だったら?

ここでの人の反応を見ていると、男性がやられる側の場合、どうも滑稽な場面に映ってしまうようです。助けが来るどころか、笑われてしまっています!
弱虫ね。男らしくない。恥ずかしくないのかしら。
女性の暴力性を問題視するよりも、やられている男性側に非があるようかのような反応を見せます。

男性の方が力が強いんだからと、あまり真剣に取られることはありませんが、実のところ、ドメスティックバイオレンスの被害者の40%は男性なのだそうです。

ドメスティックバイオレンスに晒される男性の救済を目指す非営利団体、ManKind Initiativeが寄付金を募るために制作したムービーでした。