皆さん、こんにちは!

Global Business部のTAKです!(齋藤 隆政)
今回皆さんにお話すのはヒップホップ界で超話題になったMUSIC VIDEO:
Lil Nas X – MONTERO (Call Me By Your Name) です!


YouTubeに今年の3月26日に投稿されましたが、現在1億5千回以上再生!
なかなかブッ飛んでいるこのPV、話題になった理由は見ての通り色々ありますが(笑)
特に注目されたのはヒップホップ業界においてのLGBTQの表現です。

そもそもLGBTQとは、レズビアン (Lesbian)、ゲイ (Gay)、両性愛 (Bisexual)、
トランスジェンダー (Transgender) の クエスショニング (Questioning)、
各単語の頭文字を組み合わせた表現である。そしてヒップホップは長い間、LGBTQに最も
優しくない音楽ジャンルのひとつとされており、同性愛嫌悪の表現や反同性愛の歌詞を含む
曲も少なくありません。ヒップホップ文化における同性愛への態度は、昔から否定的でした。

そんな中、Lil Nas Xは天才的若手Hip Hopアーティスト/ラッパーとしてデビュー。
シングル「Old Town Road」を2018にリリースして、Hot 100史上最長の17週連続Billboard No.1シングルにまで輝かせ、名を世界に轟かしました。そして2019年に、LGBTQを祝うプライド・パレードの最終日に、ゲイであることをツイートし話題になりました。

もちろん、Elton John(エルトン・ジョン)や Ricky Martin (リッキー・マーティン)のように有名なLGBTQアーティストは存在しましたが、曲の中で自分のセクシュアリティを露骨に表現はしませんでした。自分のセクシュアリティについて大胆に表現していたアーティストももちろんいますが、Lil Nas Xのような商業的成功には至っていません。しかもメインストリームHIP HOPとしてです。

まだ社会の反感を恐れて隠れ苦しんでいるLGBTQの方々もまだ沢山いると思いますが、Lil Nas Xは動画の力を使い、夢を与えているようにも見えました。この動画は、ニューノーマルを産み出したような気がします。リスキーだけど衝撃的なこのPV、馬鹿にする人もいると思いますが、私はこれを作ろうと思った事は勇敢だと思い、絶賛するべきかと。

以上!

ありがとうございました!

TAK