国際部にいながら演出を目指しているhirokiです。そのポジションを生かした視点の記事でブログに色をつけられたなと思っています。よろしくお願いします。
今年もヤングカンヌの日本予選の時期がやってまいりました。と言っても、一年生の僕にはこれが初めてなのですが、今年は密かに僕も参加しようと企んでいます。

これは毎年カンヌ国際広告際で開かれる28歳以下を対象としたヤングクリエイティブのコンペティションの予選で、Cyber部門、Media部門、Film部門とPress部門があり(日本はFilmとPress部門のみ)、勝者1チーム(1チーム2人)は日本代表として6月に行われるカンヌでの本選に参加する権利が与えられます。

このコンペに問わず、今、世界中には若いクリエイティブにとって様々なチャンスであふれています。同じくカンヌ国際広告際と共同で開かれるMOFILMコンペティションなど、職歴などを問わず、気軽に応募できるCM、映像作品のコンペが増えてきています。

その背景の一つに、YoutubeなどのUGM(User Generated Media)の普及があり、消費者の作るコンテンツがネット上で絶大な視聴率を獲得したりしている中、クライアント、代理店、制作会社も、新しく力強いコンテンツを探すために、より視野を広く持つ必要が出てきています。その一つの「方法」として、上記のようなコンペも増えてきています。

チャンスはどこにでもあって、逆にそれをつかまない理由なんてどこにもない。後はどこまで自分を信じられるか。この業界の激変期、何でもありな大変な時代は、チャンスの時代でもあるのかもしれません。それを自分で実証できるようにがんばりたいと思っています。