2017年カンヌ受賞作品予想 第5弾！音楽などなど
カンヌの時期に舞い戻ってくる、どうも吉川です。
いや、これはよくないですね。えらそうに舞い戻ってる場合じゃないです。ブログはちゃんと毎日更新しないと・・・カンヌ期間中はがんばって更新します！
というわけで、昨日に続き今日は音楽やその他のジャンルをいくつか紹介したいと思います。
まず1個目はこちら、
Kenzo: Kenzo World
監督： Spike Jones
プロダクション： MJZ
音楽会社： Squeak E Clean
むか〜し流行ったFATBOY SLIMの『WEAPON OF CHOSE』のパクリじゃね？って思ったあなた、まあ落ち着いてください。これ実は同じ監督SPIKE JONESが手がけたCMです。『her』から『ジャッカス』を手がける鬼才！ここでも本領発揮です。音楽もかっこいいですよね。ジャマイカまで収録しにいったとか。ほんでもって、歌が一発OKだったとか！
音楽もさることながら、ダンスもなかなか特徴あって見ていて気持ちいいですよね。このダンスSiaのパクリじゃね？と思ったあなた、まあまあそんな怖い顔せずに座ってください。実はダンスをデザインした人、SiaのPV『Chandelier』を手掛けたコレオグラファーだからです。Sia感出てるわぁ。
他の広告フェスティバルの音楽部門で受賞しているので、カンヌでも受賞するんじゃないでしょうかー。
Adidas originals: Future is not mine
監督： Terence Neale
プロダクション： RSA Films
音楽会社： Squeak E Clean
これもめちゃかっこいいCMですよね。僕がアディダス履いて路地裏歩いてもこうはなりません。
別にスクイーキークリーンの回し者ってわけじゃないんですが、このCMも同じ音楽会社が手がけたものです。
ちなみに、このCMにはちょいちょい有名人が出てきているそうです。後頭部だけわかったぞ！という方、逆に怖い！
監督：Talal Derki
プロダクション：Jouzour Productions
4分半あるショートフィルムです。Johnny Walker Storylineというプロジェクトがありまして、世界中の心に響く、事実に基づいたストーリーを届け続けています。
今回は2015年に大量の難民を受け入れたギリシャの小さな島レスボスに焦点を当ててます。この島の人達が、なんと流れてきた50万人近くの難民を受け入れ、寝床や食事を提供し、助けた話にもとづいてインタビューなどを行っています。決して裕福でない島の人達ですが、出来る限りのことをしました。50万人近くですよ、鳥取の人口よりちょい少ないぐらいですからね。
彼らの行動はノーベル賞にノミネートされたほどです。インタビューの中で一人のおっさんが言ってます。「私も難民の方々を助けたんだが、何があったと思う？助けた方々の子どもたちが一列に並んで、一人ずつ私の方に来てお礼のハグとキスをしてくれたんだ。それが私のノーベル賞だよ。」
いやぁこのセリフはちょっとぐっと来ますね・・・。ただの素人じゃないですねこのおっさん。
第5弾以上になります！
そういえば今年もAOIパーティー開きますので、カンヌにいる方是非きてください〜。