[カンヌ2016] PR, Design部門、グランプリを発表!
一昨日はAOI Partyにお越し頂き誠にありがとうございました!
お陰さまで国内外の多くの方々にお会いできてとても有意義な時間を過ごせました!
さて、あっという間で気づけばカンヌも残り2日ですー。
最終日のフィルム・フィルムクラフト部門の発表が待ち遠しいですが、今日ご紹介するのDesignとPRのグランプリ!
↓
まずはデザイン部門:
タイトル:LIFE IS ELECTRONIC
クライアント:PANASONIC
広告会社:DENTSU INC, Tokyo
こちらは日本勢がグランプリ!!!おめでとうございます!!
日常生活の中で常に使っている電気。
電気を使うという行為があまりにも当たり前になった現代ではほとんどの人が電気を使っているという感覚すらないほど人間には無くてはならないものとなっています。
そんな電気が作られる過程を可視化することで、改めて電気というものがいかに私達の生活において大切なものかを再確認させてくれるプロジェクトがLIFE IS ELECTRONIC。
PANASONICは見た目は同じだが中身が違う21本のeneloopを作り、それぞれの電池を日常生活の中で起こりうるいろんなシチュエーションで充電しました。
ハムスターのかわいい電気、筋肉のたくましい電気、チアガールのはじける電気、滝の清らかな電気etc….
パッケージには「この電池には、ハムスターのかわいい電気が0.34%入っています。」といったようにどこで生まれた電気がどれだけ含まれているかがそれぞれの電池のパッケージに表示されています。
アイディアも素晴らしいですが、パッケージも可愛いデザインになっています!
またパッケージにどこで作られた電気かを表記することで改めて普段当たり前のものとなっている電気が大切に思えてきますね!
続いてPR部門:
タイトル:THE ORGANIC EFFECT
クライアント:COOP
広告会社:FORSMAN & BODENFORS, SWEDEN
見事PR部門でグランプリを受賞したのはスウェーデンのスーパーマーケットチェーンのCOOPのキャンペーンでした!
ブームが来ているとはいえ、値段が高いなどの理由からなかなか手が出ないオーガニック食品。環境に優しいなどのメッセージを込めたキャンペーンが多い中、いかにオーガニック食品が健康なのかをある一家の協力を経て証明しました。オーガニック食品に興味はあるものの、普段はオーガニック食品を購入しないというスウェーデンのごく一般的な家族。
まずこの家族一人一人の尿を検査した結果、殺虫剤や防カビ剤など様々な農薬が検出されました。そこで家にある食材を全てオーガニックのものにし、再度尿検査を実施したところ、なんと体内から検出されていた農薬はほぼ全くなくなったのです。
このように実際に実験に参加し、体内に農薬が蓄積されているという恐ろしい事実を知ったら考え直すかもしれませんが、、、、ただやっぱり値段が一番ネックですねー
以上デザインとPRのグランプリ発表でした!
引き続き各部門のグランプリを紹介していきますのでお楽しみにー