タイで行われるアジア太平洋広告際、アドフェストの季節がやってきました!

明日から3日間で開催され、その間カテゴリーごとの受賞式や今年のテーマにちなんだレクチャー、情報交換が出来るパーティー等と内容は盛りだくさん。今年は1998年開催から初めて、中東からのエントリーも受付。アジアの文化的多様性と豊かさをさらに取り入れていこうという心持です。

アドフェスの特徴は毎年テーマがあること。
気になる今年のテーマは…! “Be Bad”(ワルになれ)

 

ADFESTBEBAD

 

“人は異彩を放つ広告が大好きだ。彼らはそのことについて話し、シェアし、 もっと知りたがる。だから商品を購入し、友人にも話す。とても効果的です。

でも素晴らしい作品というものは簡単には生まれないもの。消費者は繊細で  心変わりも頻繁です。だから先取りし、驚かせるためには努力が必要です。

成功はクライアントとエージェンシー両社のコミットメントと勇気を要します。

常識を打ち破る新しい物の見せ方を探る信念、システムに衝撃を与え業界を揺さぶるような強い衝動、当たり前/平均/平凡を変えたいという情熱。

そういったことをするには、ワルにならなければいけません。- 良い意味でね!

スローガンをつくり、クライアントを“安全ゾーン”から連れ出そう。目覚めさせろ。勇敢になれ。あなたの味方にさせ、興奮させるような作品とクリエイティビティーのために戦おう。一緒になって自分たちを誇りに思えるような作品を作ろう、それが結果につながるから。もっと頻繁にワルになろう、クライアントのために、消費者の心を動かすものを作るために、そしてアワードを受賞するために。“ (ADFEST 2015ウェブサイトより英訳)

かっこいいですね。もっとワルになりましょう!!笑


 

アジアの広告トレンドを決めることになる重要な鍵を握るのが審査員!!アドフェストでは、総合審査員長が1人、各部門の審査院長、そしてそれぞれの部門の審査員がいるという仕組みです。

誇らしいことに、今年も日本からの審査員がたくさんいます!

今年、総合審査委員長を務めるのはレイ・イナモト氏。彼はCreativity Magazineの“Creativity 50”と世界有数の経済紙フォーブスに“広告においてもっともクリエイティブな人物50”に名が載った、AKQAのチーフ・クリエイティブオフィサーです。彼はInteractive Lotus & Mobile LotusとIntegrated Lotus & Innovative Lotus & Lotus Rootの審査委員長も勤めます。

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その他審査員として参加するのが、博報堂の橋爪慎一郎氏(Film Lotus & Radio Lotus)、電通の田中ことは氏(Outdoor Lotus & Press Lotus)、博報堂の三浦達郎氏(Interactive Lotus & Mobile Lotus)、ADKの砥川直大氏(Direct Lotus)、博報堂の堀宏史氏(Promo Lotus & Effective Lotus)、審査委員長 電通メディアの中村光孝氏博報堂DYメディアの安藤元博氏(Media Lotus & Branded Content & Entertainment Lotus)。

(*Adfestホームページ紹介順に記載)

さて、今年はどんな作品が選ばれるのでしょうか?
明日からの記事にご期待ください!