こんにちは、国際部の山下です。今年はじめてSXSWに参加させて頂くので、上下左右わかりませんが精一杯吸収して来たいと思います!

アメリカはテキサス州で行われるSXSWが有名になったきっかけはその音楽フェスで、John Mayer, James Blunt, Katy Perry, Norah Jonesなどのアーティストを輩出してきました。それと並んで有名なのが、インタラクティブ!インタラクティブ部門では、800以上のテック関連のセッションがあるそうです。

歴史は長く、開始当初のセッションは「So you want to make a CD-ROM?」(CD-ROMのつくり方を学ぼう!)というようなものでした。

30年後、今日は2015年を生きる人間たちが今、一番興味を持っている事を紹介します。


人の「移動」の未来!

自動で運転する車や、

車を所有する個人がアプリを使って同乗者を募るサービス、Lyft、

空飛ぶ車Aeromobilなど、

人の移動手段は劇的に変化を続けています。いかに、場所から場所へはやく、効率的に移動できるかという事が求められる時代のようです。
ガソリン車で地上を走ることで空気を汚し、渋滞に巻き込まれる事に懲りた2015年の私たちは、将来は若き日の山下の憧れだったアニメ「Jetsons」の世界に行き着くのかもしれません。わくわくです!

jetsons


「つながっている」世界へ

あ~。
IoTの話ね。

という方は、目をつぶってちょっとだけスクロールを。

え、っと、泣いている顔文字かなIoT?と思った場合は下記ご参照ください。

モノのインターネット(Internet of Things : IoT)とは世の中に存在するあらゆるモノがセンサーなどを備えると共に、それらのモノがインターネットに接続されることにより、モノの個体情報を識別したり、そのモノが置かれた状況を把握したり、そのモノ自体を制御することができる仕組みや概念。現在、家電をスマホにつなぐという事だけではなく、「サービスをモノに」しているものを指します。

今年はIoTにまつわるセッションは70以上あり、また今年もIoT関連の新しいモノがたくさん登場してきます。
例えば、Smartypans。 レシピアプリに接続すると、フライパンがセンサーを用いて調理されている状態を感知し、失敗せずにおいしいごはんが作れるという夢のフライパンなのです。

SmartyPans from Rahul Baxi on Vimeo.

こうして周りのモノがすべて「つながる」のはどれくらい先の未来なのか、
それがなにを意味するのかについてのセッションなども、おもしろそうです。


 ロボット

いつしか、家族の一員になるロボットが登場するのかもしれません。
そのつもりのロボットはもう居ます。「世界初のファミリーロボット:JIBO」です。

写真を撮ってくれたり、本を読んでくれたり、電気をつけてくれたり、ご飯を注文してくれたりします。
オーガニックなルックスに恵まれてはいないJIBOですが、なかなか愛嬌はあるのかもしれません!みなさんはどう感じるのでしょうか。

ほかにも今年はRobot Petting Zooというイベントもあるようで、ロボット界隈はおもしろそうです。


ソーシャルメディアとのうまい付き合い方

2015年の新トレンド!ではないのですが、ずっと変容し続けているソーシャルメディアとヒトの関係です。

インスタグラムフィルターや加工アプリを通して、誰でも、いくらでも脚色できる時代。企業や有名人のうまい消費者・ファンとの付き合いについて、YouTubeでメイク講座を行いスターとなった人の第一人者:Michelle Phanが登壇したり、

facebookprofile

はたまたテロリスト団体ISISのツイッター利用法について(どこにいる、どの層に向けて発信するのか、注目を浴びるための手法など)、、、!

ソーシャルメディアの酸いも甘いも、盛りだくさんです。


紹介しきれていないのですが、たくさんの未来の可能性が詰まったSXSW2015インタラクティブ部門なのです。

次は現地から。おたのしみに!

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