プロダクション業界で今、勢いのあるCiclope Festivalに潜入!

エントリー数は大体800ちょっと、参加者数は600以上。参加者とゆっくり話せる、ちょうど良い規模でした。雰囲気は、事務局が地元の学生でとても暖かく、ヨーロッパ版Adfestみたいなかんじ。

審査員と作品エントリーのカテゴリーは前回のブログにありますが、参加者は広告の「クラフト」専門、だけあって主にアメリカ/ヨーロッパの高いレベルのプロダクションやポスプロ、エージェンシーが集まってて、心踊りました。

会場はベルリンの今一番いけてるエリアと言われているMitteにあるBabylon Theatre。劇場です。

image

image

劇場の入り口でリストバンドをもらい登録。

image

image

image

劇場のラウンジで人がたまります。ここで、今最も注目されている若手アニメーション会社Glassworksの社長Philや、Droga5のTVプロデューサーのBen、Partizanの社長Georgesなどなど、業界のセレブたち(笑)に遭遇!

image

ラウンジの奥の扉(劇場の中)がセミナー会場、1部屋でセミナーと、授賞式が行われました。主要人数はこれくらい。

image

広告祭2日間中、朝からセミナーがずっと行われていました。ただ、セミナーは、正直言って全てイマイチ。みんな、ある意味技術者だからか、言いたいポイントがよくわからない。。。去年までは、参加者が半分ほどだった事もあり、プロダクション/ポスプロの作品を紹介した後のQ&Aがかなり盛り上がって楽しかったらしいですが、今年は何だか作品のディテールよりも概念みたいな話を取り上げるところが多くて、あまりインスパイアされる話がありませんでした。ここは来年改善の余地ありですね。

エントランス入って左がラウンジ。

image

ここで行われたのがFRESH MARKET / SERVICE MARKET。
これはかなり面白かった!!
プロダクションやポスプロ、音楽会社などが、エージェシーと1対1で自己PRタイム15分!事前に2人予約する事ができ、決められた時間に行き、ミーティングをします。

image

海外のエージェンシーは、社内にHead of TV、Agency Producerなど監督やプロダクションを選ぶ人がいるので、エージェンシーからは主に彼ら、あるいはクリエイティブ・ディレクターが参加してました。

私がプレゼンした相手はCrispin + PorterのECDであるRob Steiner(なんと昔HondaのCogに関わった人でした)、JWT NYのSarah Barcley、Lowe AustraliaのBill Doig。

image

image

インターンの学生が金を鳴らして大きい声で「あと3分ですよ〜〜!」と言われる超アナログな雰囲気がたまらなかった。笑

ランチはみんなで食べます。

image

どっちがどっち〜?と一瞬焦ったトイレ。笑

image

そして、2日目の夜は授賞式。見えにくいですが入り口の前にレッドカーペットと、写真を撮ってくれるカメラマンがいます。

image

こちらがオーガナイザーのFrancisco Condorelli氏。このフェスティバルを5年前にスタートさせる前は何をしていた人なのかは、誰も知らない、謎の人物。笑 でも穏やかで素敵な人です。

image

image

夜は、初日の夜はStinkとMassiveがパーティーをやってました。
最終日はSoho House Berlinでクロージングパーティー。

image

image

W+K Amsterdamのインタラクティブ担当Kelsie、フリーのクリエイティブ・ディレクターのLiz。

image

受賞作品の紹介などは明日書きますが、全体的に、仕事を一緒にできるかもしれない(ハイレベルな)人たちと、ゆっくり時間を過ごせる、アットホームな広告クラフトサミット、という感じでした。今後ますます勢いが増すと思いますが、この規模をどうにか保ってほしいなぁ。

明日は受賞作品など、書きます!