もうタイムリーじゃないですが、このままやり過ごすにはもったいないので、紹介させてください、Spikes受賞作品。
既に見たことあるものも多いですが、”アジアっぽい“ものにフォーカスしました。だってアジアの広告祭だもの!

フィルム部門

NIKE  “Make Every Yard Count” インド (ゴールド)


カンヌでも高く評価されていた作品。
インドで多くの支持を集めるクリケットに情熱を注ぐ人たちをフィーチャーしました。インド各地のフィールドで撮ったプレーヤーの写真1440枚を組み合わせて作られたワンシーン。クリケットのことを知らずとも夢中になって見てしまう1本です。

Shanghai General Motors  “Human Traffic Signs”  中国 (ゴールド)

Human Traffic Signs from Lowe and Partners on Vimeo.
カンヌでもゴールドを獲得していました、Buickが展開する交通安全プログラムの一環で作られたCM。実際に交通事故によって体の一部を失うことになった人々が交通標識を抱え、こちらを見つめます。標識がそこにあるのにはちゃんとした理由があるのだと訴えているのです。

NIKE “Mr. Sun – Let The Run Tell You Why” 中国 (シルバー)

Nike – Mr Sun Webfilm from Knucklehead on Vimeo.
かっこいいとはこういうこと!
ランニング文化が浸透していない中国で、走ることの素晴らしさを伝えるため、マラソンを楽しんでいる普通の人にフォーカスしました。フィーチャーしたのは、過去20年に渡りマラソンしてきた74歳のSunさん。中国では老人としてどっしり座っていることを求められる年齢であるにも関わらず、そんなことはお構いなし!年齢のため、既に法律によりマラソン参加を禁止されているものの、それでも他人の名前を拝借して(!)走り続けるSunさんを追ったムービーです。音楽がまたいいですね!

また、以前のブログで紹介していたこれらの作品もブロンズを受賞していました。

Thai Life Insurance “Unsung Hero” タイ
Truemove H “Giving” タイ
Google Search ”Reunion” インド 

フィルム、改めて見てみても、今年はこれぞアジアというものが本当少ない・・・!
日本、オセアニア勢の強さが光る結果となっておりました。