どうも。グループ経営戦略部の曽我です。
SXSWのインタラクティブからCDC(Game Developers Conference)に移動した方も多いのか、街中でインタラクティブ期間中に見かけたようなパスを付けたギークが沢山おりますね。
ちょっと出遅れてしまいましたが、これからSXSWの速報をサンフランシスコよりいくつかお伝えしていこうと思います!


年々、SXSWではデジタルマーケティングの話が年々多くなっています。
ネットワーキングをしていると海外の広告系の方は、だいたいデジタルマーケティングやブランディング担当の方がほとんどですね。
サンフランシスコのデジタルエージェンシーの方と話していたキーワードは…

“Real-Time & Right Now”


でした。
どんなにビッグデータの話が多くても、結局はどうやってそれを個別最適化していけるか?一人ひとりにとって有益なブランド体験をさせられるか?
そういう話しに集約されている気がしました。


●マーケティングも「神は細部に宿る」時代に突入

Should Brands Be Part of the Real-Time Convo?

企業によるソーシャルメディアの活用例は後を絶たないホットなトピックですが、カンヌで持ち上げられるようなド派手なプロモーションは一部のターゲットにしかリーチしない無駄なコストになってしまうという大きな課題が…。
ソーシャルブランディングで引っ張りだこのホールフーズはなんと600以上のソーシャルアカウントを保有しているといいます。
他にもDELL、マクドナルドなどのトップクライアントが集まって話していたこのセッションでは、
「もっとブランドは細かい粒まで顧客を見ていくことに意味がある。」
繰り返し、それを説いておりました。


●データ星雲から星座を見出すためのSocialLisningツール軍も

IBM Social Business Engagement Center

もうすでにマーケティングは、リアルタイムに情報を可視化する。
そして予測分析を行って即座に意思決定をする時代になっているんですね。
このようなサービスは大企業からスタートアップまで沢山のサービスが
去年に引き続きトレードショーに出展していました。

企業経営にせよ新規事業にせよマーケティングにせよ…
何から何まで意思決定を早く行いどれだけ素早く行動できるか!
で勝負が決まる時代ですね…誰かヘイストの魔法をかけてくれ僕に…。


●もちろんクリエイティブもリアルタイム個別最適化の時代へ

場所や天気、位置情報や日時などでその人にカスタマイズして情報を提供できるか?カンヌでも話題になっていたキーワード、Relevantな体験をどれだけ作れるのか?が、やはりクリエイティブにも重要なキーワードになってくるでしょう。
iBeaconなどの技術も発展してきているので、もっともっとできることは広がってきているはずです。
ちなみに、早速SXSWのオフィシャルアプリではiBeaconが使われておりました。その施設に近づくといろいろとリアルタイムな情報を教えてくれましたよ。

さすがですなぁ。