こんにちは。戦略事業本部の宮川です。
SXSW2014直前第2弾です。

去年もヘルスケアテーマのセッションがたくさんありましたが、今年も注目分野の一つです。
確か去年はただのhealthcareというカテゴリだった…と記憶していますが、
「Health and Business」という名前になっています。
さらに進化させてビジネスにしていこうという意気込みの表れのようです。

去年のキーワードの一つは”Quantified Self=自分を定量化する”でした。
自分の走った記録、睡眠記録、さらにウェアラブルデバイスで検知した生体情報を可視化したら、きっといいいことあるよねというスタンスのセッションがちらほらありました。
今年はどんなセッションがあるのでしょうか。

Health and Businessテーマの拠点はHilton Austin Downtown。
コンベンションセンターすぐ隣のHiltonです。


●ヘルスケアスタートアップの資金調達の未来
初日の注目はこちら。
デジタルヘルスのスタートアップは急成長分野の一つです。
この分野の起業家たちの資金調達について分析したセッション。
成長段階に合わせてどこから調達するのが良い選択肢なのか?クラウドファンディング?エンジェル投資家?VC?その際に彼らが直面する課題などをあぶりだします。
パネリストの一人、Halle TeccoさんはRock Healthというヘルス系アクセラレーターのCEO!
Halle Teccoさんのインタビューはこちら。

Make It Rain: The New Healthcare Funding Landscape
Breanna DiGiammarino(Indiegogo), Halle Tecco(Rock Health CEO)
Friday, March 7 5:00PM – 6:00PM
@Hilton Austin Downtown Salon G


●ポケットの中のお医者さん
ScanaduのCEO、Walter De Brouwerさんのセッション!
しかもソロだから聞きやすそうです。モバイルを使った医療の未来を語ってくれるそう。
そもそもスタートレックに出てくるトリコーダーを実現させようとしているかっこいい方なんです。
ドラえもんのひみつ道具でいうところのお医者さんカバンです。あー、未来ってほんとにいいですね。こういうネタにゾクゾクします!
Scanadu Scoutのデモもするそうなので、行きたいなと思っています。

Smartphones to Healthphones: A Dr. in Your Pocket
Walter De Brouwer(Scanadu CEO)
Monday, March 10 9:30AM – 10:30AM
@Hilton Austin Downtown Salon H


●ロボティクスとARを医療に
sxsw
ミーハーな私はこちらも気になっています。ロボットとAR技術による手術のお話です。これらのテクノロジーを駆使して遠隔治療が可能になる。
ロボティクスが切り開く未来の話だけではなく、プライバシー、コストやリスクなどもディスカッションする予定です。
中々ここまで行くとビジネス参入が難しいので、あくまで個人的興味ですが、こういう未来が見れるのもSXSWの醍醐味だなとしみじみ感じます。

When AR Meets the OR: Robotics & AR in Surgery
Allison Okamura(Stanford), Catherine Mohr(Intuitive Surgical)
Monday, March 10 9:30AM – 10:30AM
@Hilton Austin Downtown Salon H


●Quantified Selfによる本当の価値?
テクノロジーは健康とフィットネス分野に何をもたらすのか?トラッキングし集められた膨大なデータから、私たちコンシューマーは何を得るんだろうか?その辺をじっくり語るセッション。
高級フィットネスEquinoxのPresident、Sarah Robb O’Haganさん、JawboneのR&D、John “Ivo” Stivoricさん、プロロッククライマーのSasha Digiulianさんがパネルセッションします。
うーん、これに行くならちょっと鍛えといた方が良かったかなと躊躇しちゃいそうです!

色々迷います…!