どうも。グループ経営戦略部の曽我です。
今回のSXSW ECOのレポートは、エコなスタートアップがたくさん集まる
「Exhibitions」をご紹介します。


近年サンフランシスコを中心に、スタートアップに注目が集まってます。
いくつもの大企業がスタートアップの良い関係を模索中ですが、
このサスティナビリティの分野でも、このような協力関係を築き、
新たな事業をもっと創出できるのではないかと個人的には考えています。

展示会の規模はSXSWよりもだいぶこじんまりしてますがカオスな空間でした。

電気自動車やソーラースクーターといったモビリティ系から、
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廃材でソーイングができたり、超かわいいオーガニックな洋服が売ってたり、
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ダンボールアートやほったて小屋?!
極めつけは、スタートアップ対抗の卓球大会トーナメント会場まで!
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サスティナビリティという概念のもとに集まる展示なので、
様々なプロダクトやサービス、人が入れ混じってました。


そんな中で一際目を引いたのがこのプロダクト。
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RobotGardener / Outer Babylon

Arduinoを使ってインターネットから自動的に色々と管理ができる温室。
すべてオープンソースになっているため、自分で色々と改造もできそうです。
これこそ、ザ・21世紀型プロダクトのプロトタイプですね。
キックスターターでも成立されてました。すごい!

Arduinoをご存知無い方のために説明しておくと、
こういうハードウエアプロダクトを簡単に制御できるマイコンです。
最近テッキーな人の間で大流行してます!
今までよりも容易にハードウエアの創作活動ができるようになった
プラットフォームとして、世界的にも高い評価を受けてます。

Arduinoに関して詳しく知りたい方は、TEDのこちらの動画がオススメ。

もうもはや米国のスタートアップはハードを無しに語ることはできませんね。
こんなのが個人でも作れるようになったメイカーズ時代ですから、
「これできるかな?」と自分たちの手で新しいことやる人たち増えてきますね。
まさにこれこそクリエイティブ!!!


アメリカではこのようなクリエイティブマインドを
助けているのが「TechShop」。
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3Dプリンターをはじめとする工作機械など、様々な機材などが使える
会員制工房スペースです。
アメリカはもともとDIY文化が発達してる国だからとういのもありますが、
日本でもFablabをはじめ、3Dプリンターの話題化など確実に
この流れが来ていますよね。

Techshopの詳細はこちらの動画からご確認ください!


次回は数多くあるセミナーの中から、
サスティナビリティに対する大きいビジョンを持ちながら、
自分のビジネスをデザインする超素敵な女性実業家
のセミナーについて
ご紹介しようと思います。

どうぞお楽しみに!