[カンヌ2013] シリコン・バレーに対するインドの対策案
ケララのコチにある〝Startup Village”は、インド初の公共、民間の双方による協力のもと出来た、テレコム企業の養成所の一つです。
彼らの作戦とは、シリコン・バレー（また欧米全体）に挑戦することで、そしてその方法とを少し説明すると：
まず、方針レベルで大学教育を変える事。インドにおいては、大学講座の８０％以上に出席することが義務となっていますが、〝Startup Village″に入学すれば、自分の講座の分を減らすことが許されるのです。また、政府から無料または非常に安価でインフラを提供されるという点も挙げられます。
第２に、Blackberry がこの村で初のイノベーションゾーンを作ろうと投資をするようになったところ。
第３に、〝Startup Village″の根本的な原則である「創る」、「壊す」そして「革新」をもとに、最終的には大きなアイデアに辿り着くのを後押しするという形で、学生が失敗をアイデア出しを繰り返すことを承認している点。
第４に、次のプロジェクトの前払いをするという原理のもとに、”Startup Village”で製造販売したものの収益の５０％は”Startup Village”に戻すということ。
また最後に、学生なら誰でも、アイデアがある無しを問わずに入学できるという点です。
それではこれまでの9ヶ月で何が達されたかというと：
〝Startup Village″は、Blackberryによって、同社の最新製品の販売をローンチする７ヶ所のうち１つに選ばれました。
すでに、Linked-Inを通して自分の会社を投資者に売った生徒がいます。また、運転を除いては車のあらゆる操作ができるモバイルを作成した生徒もいます。
これらを踏まえて、インドの他の州でも、このエコシステムを再現するよう、役員会に呼びかける動きが出ています。