クリエイティビティの素晴らしさを称える最大のフェスティバルが、3.5人の面白い男達を連れて来るとどうなるか。この3.5人というのは、Nick Cannon, Jack Black, Conan O BrienそしてKid President(子供大統領)のことです。

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Nick Cannonは、よく自分のことを茶化すのですが、それが人に親しみを感じさせます。このメディアの使い方が分かってから、彼はTwitter上での振る舞いが大人になったといいます!Twitterとは、自分の延長だと言うのです。彼は、Twitterは広告ばかりではないといいます。正直に自分の言葉で言うだけなのです。例えば彼はディズニーランドに行くのが大好きで、そこで再婚をしたのですが、それは決して無料ではありませんでした!

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Jack Blackはというと、Jack Blackそのままでした!個人的にJack Blackファンなのですが、Nick のほうが面白く感じました。けれでも、会場はやはり満員。彼から学んだのは―本当にクリエイティブな人間にプロジェクト案を送るようなときは、統計やリサーチだらけにしちゃ駄目ということ!致命傷になってしまいます!特にJack Blackの場合は気をつけて!

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Canon O Brienは、私が思うに大人3人の中で1番面白い人物でした!中傷したり、無礼なことをしたりしていましたが、気分が悪くなるようなものではありませんでした。ただ可笑しいと感じました。それも悪い意味ではなく、いい意味で。そのように見せたトリックは、ファンによる、彼をからかったビデオを見せるところからショーを始めたからだと思います!1番のヒットは、実在するビデオゲームの会社が、彼に商品を批評して欲しいと要請したところ。彼はユーモアを思う存分発揮しても良いのです。ゲーム会社にとっても、悪いことではありません。なぜなら彼はちゃんとした批評家でもなく、また何をしてもどちらにしろお馬鹿っぽく見えてしまうからです。そのため、レビューは面白くなり、またゲームも人気を得ることが出来ました。

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Kid Presidentは本当に特別です。彼のスーツの装い方や、大人でも難しい誠実な態度が、面白さを醸し出していました。私には、彼は次のチャーリー・チャップリンのように見えました。Kid Presidentは、世の中のあらゆる問題は、愛とダンスで解決出来ると信じているのです。カンヌ用にちょっとしたステップも用意してくれていました。彼の1番スペシャルなところは、その率直さと何にでもすぐに返答できるというところです。オバマ大統領でさえ、大統領としての力量を認めているほどです。

ユーモアはいつも効きます。けれどもユーモアには、完璧なタイミング、また表情を変えずに面白いことを言うように、難しい部分があります。けれども、それこそがクリエイティブなプロセスにユーモアを持ってくるには1番良い方法かと思います。
ですが、ユーモアにはグレーな部分がありません。ただ、黒と白、面白いか、面白くないかだけなのです!