緊急事態宣言が解除され、少しずつ外に出ることも増えたのではないでしょうか?
私も先日久しぶりに家からスーパー以外の領域に踏み出しました。

特別な予定は時にありませんでしたが、まるでミュージカルの主人公並みに陽気な気分で街を歩きました。
Good Morning TOKYO🎵な気分です。
「ヘアスプレー」をご存知の方には分かりますかね?

こんなに嬉しくなったのも、緊急事態宣言中は狭い空間に一人で過ごす時間が長かったからだと思います。
寂しく感じる日もありました。

今回ご紹介する作品は、外出自粛中に多くの方が感じたであろう、孤独感をテーマにしたものです。
ベルギーのAG Insuranceという、保険会社のCMです。
まずはご覧ください。

AG Insurance – Alone

Agency: AIR
Production: Czar.be
Director: Lieven Van Baelen

ロックダウンや外出自粛を経験して、多くの人が寂しさや孤独感を経験したと思いますが、
コロナ前からも社会的孤立者がいたことを表現しています。

映像や音楽は非常にシンプルですが、長い時間一人で過ごす気持ちをうまく表していると感じました。

最初に「In lockdown for 16 months」と読んだ時には、ベルギーではそんな長く?と思いましたが、最後に、なるほど!っとなりますね。

「ベルギーでは人口の46%が孤独感を味わい、彼らにとってロックダウンは続く。」
この言葉はすごく響きました。

ロックダウンによって、今までは考えられなかったほど多くの人々が、引きこもりなどの方に共感できたのではないでしょうか?

OECDの中でも日本は社会的孤立者の割合がトップであると調査結果も出ています。
日本で、このような社会問題について考えるいい機会だとも思いました。

ロックダウン中に撮影された、こちらのCMのメイキング映像もありますので、ご興味がありましたら、ぜひご覧ください。
様々な困難もあったようで、たくさんのルールの元でどのようにリモート撮影を行うか参考になるかと思います。

ご高覧いただきありがとうございました!