世界のラグビーW杯CMをトライ!
今月は1年生の今馳と岩崎で、気になる海外でのラグビーW杯関連のコマーシャルをまとめてみました。
私に会いにではなく、ラグビーを観戦のため海外住まいの両親が帰国している、今馳です。
まずはこちらをご覧ください。
ITV Rugby World Cup 2019
Golden Wolf, Stink Films 共同制作
Director: Keith McCartchy
こちらの作品は日本のアニメにインスパイアされ作られているらしいです。
よーく見ていると、見覚えのあるようなキャラクターがたくさん登場しますね。
使われた音楽も、ドラコンボール好きなウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスの「GOKU」という曲が採用されています。
海外の見た日本のイメージはこんな感じなんだーっと考えさせられました。
日本人目線で考えるアニメとは少し違う気がしますが、実写とアニメーションがうまく織り交ぜられていて、これはこれで面白かったです。
アニメーションプロダクション会社Golden Wolfの他の作品も非常におしゃれで今時なので、逆に日本では見ないようなアートスタイルに興味をそそられました。
次に、アイルランドのビール会社、ギネスのラグビー関連コマーシャルをご覧ください。
Agency: AMV BBDO
Production Company: Stink Films
Director: Eliot Rausch
鳥肌が立つ作品でした!
当時の女子ラグビーチームにはコーチも医師もいなかったらしいです。
社会から冷たくされながらも、チームの女性ら自らが、道を切り開いていき、日本で初めて女子ラグビーW杯に出場。
女子ラグビーW杯は今年ではなく、2021年ニュージーランドで開催のため、今回日本で試合を観戦することができませんが、来年の東京オリンピックでは見れますね!
また、作品名でもあるチーム名のLiberty Fieldが好きです。
パワフルにぶつかり合い、泥だらけになりながらもチームで支え合い、フィールドで自由を手に入れる、、かっこいい!!
私はこのストーリーとコマーシャルを元にドラマ化したものがすごく見たいです。
こちらのコマーシャルのストーリーの元となったご本人が出演する、ドキュメンタリーバージョンもあるので、お時間あるときにご覧ください。
Director: Mackenzie Sheppard
以上、今馳のチョイスでした。
続きまして、
観たいけどまだ観れておらずダイジェストばかり観ている岩崎です。
私からは3作品紹介します!
まずはこちら。
Rugby World Cup 2019 Idents
Agency: Karmarama/London
Production Company: Blink Productions
Director: Basak Erol
こちら Confused.com という保険会社のコマーシャルです。
簡潔でわかりやすく、ユーモアがあって、とてもインパクトが強いですよね!
さらに、がっつり日本語が強調されてます。
初めて見た時はつい笑ってしまって、面白いな〜という印象でした。
しかし、何度か見ると、ラグビー、日本語、保険の要素が全て組み込まれていることがわかります。例えば、スクラムやタックルなどラグビーの見所がピンポイントで描かれています。一方で「間」だったり「和」など、日本特有の言葉が選択されており、日本らしさを改めて感じることができます。そして、この作品、保険会社のコマーシャルということがわかるとより面白く見れるかと思います。「以心伝心」や「静寂」が保険に必要なのかと考えると保険への理解が少々深まったような気がします。
これらの要素がバランス良く描かれていることによって、作品が身近になっていたり、様々な視点から見ることができる面白さも出てきているのではないかと感じました!
続きまして、新しいことを学べ、少しじわっとくる作品です。
Ireland Fan Sees Green For The First Time
Agency: ROTHCO/Dublin
Production Company: In-House at Agency
Director: Jake Viramontez
いかがだったでしょう。
アイルランドには色盲の方が250,000人以上いるということはご存知だったでしょうか。
私は全く知りませんでした。では、色盲であることがラグビー観戦において、どのように支障があるのか。
作品での冒頭でも”GREEN”が赤で。”RED”が緑で出てきます。色盲の方はこれらの色を判別することが難しく、映像で登場するボビーは、色盲は色が見えないのではなく色を判別できないと言っています。続いて、観戦していてもユニフォームの色を区別することができないが故に選手を見間違えてしまった経験があると言っていました。
確かに、続く映像の切り替わりのように特に選手が入り混じると自国のユニフォームと相手国のユニフォームの区別が難しいですよね。
この事実に対して取り組んだのが、アイルランドラグビー協会です。
ラグビーW杯2019をより多くの人に楽しんでもらえるように、特定する拡張機能をChromeのインストールすることによって画面の色を色盲のタイプに合わせて調節することを可能としました。
SEE GREEN
ボビーの場合は「緑」、対応がなされたChromeで観戦することによってボビーは「緑」という色が見えるようになりました。自分の想像通りの「緑」そしてその色のユニフォームを着用している自国の選手がプレーをする姿見て嬉しそうに微笑む姿はなんだがグッときましたんね。
この作品のように、スポーツは誰もが平等に楽しむことができること、そしてより更なる楽しみを得るための手助けをする活動はとても素敵なことだと感じさせてくれた作品だと思いました。
最後に紹介したい作品はこちら!
The delay
Agency: Publicis/Milan
Production Company: Iconoclast Paris
Director: Megaforce
あまりそのスポーツを知らなくて、観戦中の反応に困った。やばい、出遅れた!と言った経験をした人はいますでしょうか?
私はありますね~
しかし、この作品。
大丈夫!ラグビーは楽しめるよ!みんなで盛り上がろうじゃん!と言ってくれています。
こちらのコマーシャル、オランダのビール会社の広告ともあるので、ビール飲んで楽しもうじゃん!と言うことではないでしょうか。
ラグビー観てない。。。ラグビーわからない。。。と言う方、ラグビーW杯 11月2日まで続きます!
まだ間に合います!これからの盛り上がり、ラグビーW杯楽しもうではないでしょうか!
以上、岩崎のチョイスです!
今週はラグビーW杯をテーマに1年生の今馳と岩崎が6作品紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
何かお好みの作品が見つかりましたか?ラグビー楽しみだなー!と思っていただけたら嬉しいです!
9月はこちらで以上になります。
では、また10月!