幼い子供が両親を亡くしてしまった時の悲しみは、とてつもなく大きいと思います。彼らの気持ちを完璧に理解することなど、きっとできないでしょう。でも、もし私が突然死んでしまったとしたら?誰が子供たちに、ハグとキスをするの?誰がおやすみ前の絵本を読んで、彼らに布団を掛けてあげるのでしょう?私がいなくなったら、彼らを誰が見てくれるというの?子供たちは寂しがるかしら?恐ろしい想像ですが、親であれば誰もがこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか?

イギリスの死別チャリティ、Grief EncounterのためにLiz Murphyが演出した、美しく、そして繊細なこちらの作品をご覧下さい。男の子と熊のぬいぐるみが、日々の生活を送る様子が見られます。でも彼が自力で生活しているのを見ているうちに、何かがおかしいと気付くはず。この子のお母さんはどこ!?会話も何も無いにもかかわらず、力強いメッセージを発する、とても心動かされる作品です。

Grief Encounter “Bear” by Liz Murphy from Nice Shirt Films on Vimeo.

Liz Murphyの作品は彼女のHPでチェック: http://www.lizmurphy.tv