2017年カンヌグランプリ発表1日目 PRINT&PUBLISHING, PROMO&ACTIVATION, PR, OUTDOOR, GLASS LION
フライドポテト三昧、どうも吉川です。食事にもれなくついてくるポテトにいい加減嫌気が指してきちゃいました・・・ごはんが食べたい。
本日はカンヌヘルスを抜いてアワードの初日となりました。
2時間弱と相変わらず長いなぁ！！
それでは、順番にグランプリを発表していきたいと思います。
PRINT&PUBLISHING
プリントというメディアはまさにREイノベーションのタイミング。
インスタ、フェイスブック、数多くのソーシャルメディアが混在する現代で、どういったプリント広告が目を引くのかという視点で評価したとのこと。
クラシックでありながらしっかり現代の要素を取り入れているものががグランプリを獲得しました。
クライアント：BURGER KING
広告会社：DAVID, Miami
なんと、火事でおもいっきし燃えてるバーガーキングのお店をプリント広告に使用。
しかも驚きなのが、過去実際に火事になった写真を使ってるとか。リサーチによると、バーガーキングはどのファストフードチェーンよりも店舗が火事になることが多いという。。。どんなリサーチだよ！っていうのもあり、ポスターの横には「Flame Grilled since 1954（1954年から直火グリル使用）」のタグライン。ようは直火を使っておいしく作ってるからこそ火事も他よりも発生しちゃってるんだよね、っこと。いや、あかんやろ。
PROMO&ACTIVATION
続きましてプロモ＆アクティベーション。
いまいちわからないカテゴリーなんですが。。。審査員長も言ってましたよ、広告なんて全部プロモなんだからどうすればいいんだ、って。
ただ今回は、プロモとアクティベーションがちゃんと「プラス」されてる作品を評価したとか。
さあグランプリは・・・
クライアント：Boost Mobile
広告会社：180LA
アメリカでは投票スペースが少ないことが深刻な問題になってます。特に低所得層が暮らす地域では5時間並ぶものよくあるとか。
この問題を解決するためにBoost Mobileは自らの店舗を投票スペースとして提供しました。審査員長曰く、このキャンペーンはお店のプロモーションだけにとどまらず、人の価値、投票の価値のプロモーションにつながってる、と。
PR
続きましてPRのグランプリ。これはけっこう話題になってましたね。
クライアント：State Street Global Advisors
広告会社：McCann New York
Fearless girlの銅像はビジネス業界に置ける女性のパワーの象徴として、「International Womens Day」にウォールストリートに置かれました。
男経済の象徴であるブルの前に勇敢に立ちはだかってるわけですが、グランプリをとった理由としては、それが持つシンプルなメッセージ性によって、土地、言語、文化の壁を超え、世界の注目を浴びたと言っています。
そしてなんとこちら、1日にグランプリ3つをかっさらいました。PR、OUTDOORそしてGLASS LIONS。すごいですね！！
OUTDOOR
アウトドアでは、Fearless Girl以外のもう一つグランプリが発表されました。
それがこちら。
クライアント：Twitter
広告会社：In house
グランプリの審査基準は一つ、「Would I give a shit?（クソほどの興味が持てたか）」。外を歩いてる時、大抵はスマホを見ちゃってますよね。そんな中しっかりアウトドアで目が行くような広告が作れていたか、と。
このTWITTERのキャンペーンもまたとてもシンプルです。ハッシュタグってTwitterが広めましたよね。それを利用として、今ちまたで議論されている問題に逆にハッシュタグ以外のタグラインやコピーを一切つけず、インパクト丸出しの広告となっています。
というわけで本日のアワードは以上になります！
明日も楽しみですね〜。