カンヌで米が食べたくなった時に1人で駅の近くにあるまっずい中華屋に行ってるのは秘密、どうも吉川です。おすすめは牛肉と玉ねぎの甘辛臭さいためと、限りなくただの白米に近い炒飯です。

というわけでアワード式も2日目となりました。
グランプリの数多いなぁ〜!!!ちょっとばかし省エネで書かせてもらいます・・・・

DIRECT

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審査員長曰く、グランプリは二択だったみたいです。どっちにするかなかなか決めれなく、何回もジャッジし直し、最終的にストレスで1人の審査員がハゲて諦め、一方に決まったとか。(←マジで言ってました)この決まったキャンペーンのほうが「勇気」あるアイディアだったっていうのもグランプリに選ばれた理由です。
それがこちら、

タイトル:GOOGLE HOME OF THE WHOPPER
クライアント:Burger King
広告会社:DAVID

この動画だといまいちわからないと思います。どういうことかというと、↑のCMがテレビ、ネットなどで流れると、最後に言ってるフレーズ「OK GOOGLE, WHAT IS THE WHOPPER BURGER?(オッケーグーグル、ウォッパーバーガーとは何?)」に家庭に置いてあるGOOGLE HOMEなどが反応し、WHOPPER BURGERが何かを解説しはじめます。ようは、このバーガーキングのCMはGOOGLEがあってこそ成立します。しかも実はGOOGLEはこのCMに関わってないとか。しかもこれまたおもしろいのが解説はウィキベディア情報に基づいていて、御存知の通りウィキ内容は書き換えることができます。つまり・・・・

CREATIVE DATA

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これは新しいカテゴリーです。また一つ増えてしまいました・・・
CREATIVE DATAの評価基準は、データをクリエイティブな使用、または解析などによってエクセキューション/キャンペーンが強化、促進されているかどうか。また、データがクリエイティブに使用されていることが企画の核にあるべきである、と。

グランプリですが、当初はショートリストにも入っていなかったとか。そっから再審査を行い、この作品がいかに素晴らしいかが見えてきたそうです。
クライアントは1年間のテストを行い、その間、色々な地域や人々を変えることができました。

タイトル:CARE COUNTS
クライアント:WHIRLPOOL
広告会社:DIGITASLBi

アメリカだと、学校を休む原因の一つとしてあげられるのが、次の日着れる綺麗な服がないこと。日本だとあまり聞かない気がしますが・・・アメリカだと多いみたいです。着れる洗濯済みの服がないから、生徒は学校に行きたくなくなって、休んじゃう、と。休みがちになることで勉強が遅れ、不登校になり、ちゃんとした教育が受けれなくなり、職にもつけず犯罪に走るようになる・・・みたいな流れになることも。
これをどう解決すればいいか?シンプルに学校に洗濯機置いちゃいましょう。んで自分たちで洗ってもらいましょう。これによって不登校が劇的に減ったとか。これで鼻水でカッピカピになった長袖着てる子も安心して登校できるようになります。

INNOVATION LIONS

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続きまして、イノベーションのグランプリはこちら。

タイトル:THE HUMANIUM METAL INITIATIVE
クライアント:IM SWEDISH DEVELOPMENT PARTNER
広告会社:GREAT WORKS

Humaniumとは新しい種類の金属。どういうものかというと、違法武器、銃などを溶かして作られた金属のこと。
世界では違法武器によって毎年50万人以上が命を落としています。こういった武器の処分を国は行いたいところですが、資金不足であったり、色々とむずかしい事情があったりするそうです。Humanium Metal Initiativeは世界で初となる武器を溶かして作られた金属の供給元となりました。そして、今年IMはこの金属を使用する企業を厳選し商品を生産し始めます。

MOBILE

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タイトル:THE FAMILY WAY
クライアント:RECRUIT LIFESTYLE CO., LTD.
広告会社:DENTSU Y&R

いい感じに日本語の動画あったんで、解説なし!!

CYBER

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サイバーは3つのグランプリがあります・・・

一つ目!!

タイトル:ALAND INDEX / BALTIC SEA PROJECT
クライアント:THE BANK OF ÅLAND
広告会社:RBK COMMUNICATION

正直いまいちわからなかったんですが・・・クレジットカードで物を買ったときにそれがどれだけ環境にインパクトを与えてしまっているかがわかって、しかもそれを相殺する方法(募金とか?)も教えてくれるとか。ちゃんとリサーチしてからこれは書き直しましょう。

二つ目!!

タイトル:MEET GRAHAM
クライアント:TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION VICTORIA
広告会社:CLEMENGER BBDO MELBOURNE

ジャミラ的なフォルムの彼、GRAHAMは交通事故にゆいつ耐えうる肉体を持った人間です。外傷外科医とロードセイフティエンジニアとアーティストがコラボして、何年にも及ぶ交通事故のデータや、肉体的なデータ、クリエイティビティを組み合わせGRAHAMが作られました。逆にここまで奇形にならきゃいけないほど交通事故の衝撃っていうのは強いんでしょうね。ただ、GRAHAMこんなポーズにさせたのかは謎ですけどね・・・別に運転してるポーズにすればいいのに、あえて家のソファで映画見てるポーズ。
ちなみにこれはヘルスでもグランプリを獲得しています。

そしてラストはこちら!!

タイトル:DID YOU MEAN MAILCHIMP
クライアント:MAILCHIMP
広告会社:Droga5

“Did You Mean MailChimp?” 「メールチンプのこと?」っていうタイトルなんですが、日本でもあまり聞き覚えない会社ですよね。キャンペーンでは、メールチンプと言い間違えたような言葉(音が似てる言葉)がいくつも用意されました。MaleCrimp, MailShrimp, KaleLimp, FailChips, VeilHymn, SnailPrimp, JailBlimp, WhaleSynth, NailChampなど・・・どれも存在しない言葉です。
それでこれらの存在しない言葉を元に色々なモノが作られました。例えば、MailShrimp, KaleLimp, JailBlimpは映像化されたり、WhaleSynthではWhale(クジラ)の鳴き声を使った楽器が作られたり、NailChampではネイルの世界大会が開かれたりなどなど・・・あらゆるメディアやプラットフォームにこれらを仕掛けました。んでこの単語をgoogleで検索するとネイルの大会の情報も出てきますがちゃんと「Did you mean: MailChimp???」としっかり出てます。時間あったら、全部の単語検索してみてください!!