お久しぶりです。ゆづきです。オフィスが中目黒になり、おしゃれライフを満喫しています。
ふらっと入ったおしゃれセレクトショップで店員にのせられ値段を確認できないまま買ったロンTが15,000円で小さく舌打ちをしたりする日々です。そんな私が今年のファッションウィークで気になったムービーをご紹介します。

毎年9月〜10月にニューヨーク・ロンドン・ミラノ・パリで開催され、翌年の春夏のコレクションがお披露目されるファッションウィーク。一体どの世界線の人が着るんだろう?みたいな服を眺めるのはなかなか楽しいものです。
例年だと各ブランドが個性的なファッションショーを行いますが、今年はコロナの影響から、不参加を表明するブランドもあれば、デジタルのみで参加するブランドや独自のスケジュールでの開催を決めるブランドもあったりと、様々な対応が見られました。

そんな中、Moschinoのファッションショーが可愛かったのでご紹介します。

パペットを使って開催されたオンラインでのファッションショー。
パペットを制作したのはセサミストリートなどの生みの親としても知られるJim Henson’s Creature Shopです。
モデルたちだけでなく、Vogueの編集長として有名なアナ・ウィンターも30インチのサイズになって登場。
パペットサイズにスケールダウンされた洋服はどれも精巧に作られていて、乙女心をくすぐる可愛らしさがあります。
最初に登場する男性はMoschinoのクリエイティブディレクターJeremy Scott(人間としてもパペットとしても登場)。今年の4月時点ではファッションウィークの時期にウィルスが収束しているかは分からなかったが、たとえ世の中が通常運行になったとしても、このパペットでのプロジェクトを進めることを決断したと、インタビューでは話しています。

次は、イタリアのブランドGCDS。


全編CGIで制作したファッションショーを公開しました。
実在するモデルたちが登場していますが、お肌はつるぴかでまるでマネキンが歩いているよう。
CGIだからこそできるステージで、ブランドの世界観を表現しています。


それぞれのブランドのスタンスが如実に現れることになった今年のファッションウィーク。
今後もこの変化に伴って新しいファッションの表現が模索されていきそうな予感です。

 

参考:

https://us.hola.com/fashion/20200930frnejaitsm/moschino-marionette-fashion-show

https://www.vogue.co.jp/fashion/article/everything-you-need-to-know-about-septembers-springsummer-2021-shows-cnihub