音マスター「Rumble Studios」！
イヤホンのご準備を！
今回は「音」にフォーカスを当て、作品をご紹介したいと思います。
まず、通信会社Optusの最新CMをご覧ください！
「It starts with yes」
Agency: Special Group New Zealand
Director: Christopher Riggert
Production Company: Finch
最近のコマーシャルは、外出自粛を促すようなCMではなく、stay homeが当たり前となっているCMが多くなってきましたね。
自粛中でも楽しんでいるキッズ可愛すぎでした！
初めて、こちらの作品を拝見した時、まず音楽に惹きつけられました。
なんだか懐かしいスパイ映画風の音楽に、キッズの声が入っていて印象的だと思いました。
特に、途中何度か登場する子供達の「イャァ〜ハ〜」というような声、なんだか好きです！
また、おもちゃの車が走るエンジン音と重なるバリカンの音や、釣竿を下す時の音など、サウンドデザインが作品の楽しい雰囲気を引き立てていると感じました。
こちらの作品の音楽とサウンドデザインはシドニーのRumble Studiosという、音楽とサウンドデザインの会社でプロデュースされています。
Rumble Studiosのサイト：http://www.rumblestudios.tv/
Rumble Studiosはテレビ、映画、アニメーション、ラジオなど幅広いメディアの音楽やサウンドデザインを制作しています。
LIA（ロンドン・インターナショナル・アワード）のRegional Studio of the Yearやクリオ賞、Adfestなどで受賞をしている、非常に優秀なスタジオです。
Rumble Studiosの別の作品もご覧ください！
クライアントは同じくOptusです。
「Jumpstart」
Agency: Bear Meets Eagle on Fire
Animation Studio: Sun Creature
Directors: Louis Clichy & Guillaume Dousse
青いキャラクターはトトロに似ているような、、、
全体的にジブリにインスパイアされてそうな、明るい作品ですね！
コロナの影響でオンライン授業などに移り変わっている中、限られた容量しかインターネットにアクセスできないオーストラリアの子供達は学力が低下しています。
携帯の残ったデータ容量をこのような恵まれない子供達に寄付できるというCMです。
そして、子供達が草を走る爽やかな音、ジェットパックの「ピュー」という音、キャラクターの鳴き声など、Rumble Studiosのサウンドデザインがこの愉快な世界観を引き立たせていますね。
今回、音に集中して見てみると楽しかったです！
では皆さん、良い週末を！
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