“Lots of something little” (たくさんの小さなモノ) – 作者のNathan Johnsonは、この映像をこう表現しました。
これ、何で作られたか分かりますか?
なんと200個もの画びょうと500フィートのゴム製の糸。それを白い壁に1コマ1コマ丁寧に刺して張り、計4000コマの絵を完成させました。ものすごくミニマルな材料で作られた映像ですが、繰り広げられる世界はとても立体的で、見る者を強く引き込みます。

「ごく普通のものが何かとても美しく、まるで生きているかのようなものに変化していくのが好き。」そう語るJohnson、今回の映像は低予算と短いスケジュールの中で編み出された手法だったそうですが、実際やってみると想像以上に地道でハードで、とても忍耐のいる作業だったそうです。

初めに実際人に動きを演じてもらい、それを録画し、その動きを1つ1つトラッキングして絵にしていったとのこと。
メイキング映像はこちら:

Making Son Lux's "Change is Everything"video from Nathan Johnson on Vimeo.

普段は映画監督からソングライター、ミュージックプロデューサー、アートディレクターなどなど、多方面で才能を発揮しています。