2014年 注目のKeynoteセッションを2つご紹介!
アメリカの人気テレビドラマをそれぞれに制作している女性たちが壇上に。

まずは、Mindy Kaling (ミンディケイリング)
“The Mindy Project” を世に送り出した総責任者:制作、脚本、プロデューサー&出演。
“The Mindy Project”は日本には上陸していないけど、ぜひきてほしいドラマ!NYでお医者様をしながら私生活では婚活で忙しい、まっすぐな女性のお話(本人が主役)。
とにかく毎回キャハハ笑えます、そして見終わった後は少し勇気をもらっていることが多い!女性だけでなく男性も楽しめるはず。

Keynote セッションのタイトルも彼女のことをQueen of Comedy(コメディの女王)と称しています。インタラクティブのセッションとして、Netflix、Amazon、Huluの登場で競争の激しいさが増したテレビドラマ業界、今後どのように競争激化がドラマ制作に影響を与えるか。視聴者がどのようにテレビを変えているのか。をテーマに話すとのこと。Mindyのトークに期待!
http://schedule.sxsw.com/2014/events/event_IAP27482

Lena Dunham(リーナダンハム)
“Girls” の総責任者:制作、脚本、監督、プロデューサー&出演。
“Girls” も残念ながら日本では放送されていません!
2012年のゴールデングローブ賞のベストコメディ/ミュージカルシリーズ部門とコメディ/ミュージカルのベストアクトレスを受賞。
女性としてはじめてDGA(Directors Guild of America Award)のコメディシリーズディレクター賞を受賞。
と輝かしい経歴を持つ今をときめく女性クリエイター☆☆
SXSW2010に出品された彼女が制作&出演したTiny Furniture映画から注目されはじめ、SXSW2012年に”Girls”の第三話までを公開し好評化を得るなど SXSWに縁が深い。
“Girls”はNYに住む大学を卒業したての20代の女性達を描いたドラマ。ゴシップガールのようなきらびやかな世界ではなく、古着を着て就職難と戦うリアルな世界の設定。今の青春ドラマ!
Lena Dunhamと“Girls”がアメリカで注目されるもうひとつの理由は、Judd Apatowがエグゼクティブプロデューサーをつとめているから!

Judd Apatowはアメリカのコメディ映画をたくさんプロデュースしていて、Judd Apatowプロデュース映画はみようかなって思う判断基準になるほど、ブランドバリューをもつ。
映画:
The 40-Year-Old Virgin (40歳の童貞男)
Forgetting Sarah Marshall (寝取られ男のラブ♂バカンス)
Pineapple Express (スモーキンハイ)
Bridesmaids (ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン)
This is 40 (40歳からの家族ケーカク)
その他多数!
http://en.wikipedia.org/wiki/Judd_Apatow

そしてJudd Apatowが手がけた初期の作品のテレビドラマ、2000年当時1年で打ち切られてしまいましたが、今ではカルト的な人気のある“Freaks and Geeks”があります。(マイベスト!)
独特なユーモアあふれるミシガン州の学園モノドラマ。
2000年のドラマですが、2008年にはEntertainment Weeklyに過去25年間で最もおもしろいシリーズもの13位に選ばれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/フリークス学園

“Girls”に戻りますが、この”Freaks and Geeks” へのオマージュが見受けられます。例えば“Girls”の主人公の出身地がミシガンだったり、主人公のお母さんが同じ女優だったりする。又、ドラマもリアルな若者たちの姿を描いているところも似ている。
と、今のコメディ界のドンに認められ、一人何役もこないし人気ドラを」制作するLenaさんのKeynoteは注目!
http://schedule.sxsw.com/2014/events/event_FP990606