[CES2014]トレンドその1〜4K〜
こんにちは、久しぶりの投稿です!
早速ですが、つい先日ラスベガスで世界最大の家電ショー「CES(セス)」 = Consumer Electronics Show (消費者家電見本市))が行われました。
今年はCESの歴史上最も多い展示者数(およそ3,200社)が参加したそうで、展示スペースも過去最大だったそうです!
今年は残念ながら参加を断念したので、お世話になっているPronewsさんの情報などを手がかりに、今年のトレンドを探っている所。
まず目に付くのが4Kの文字。
一昨年は3Dテレビ改革、去年は4Kが主役になった年。そして今年は4Kテレビを低価格に販売する企業が増えていて、例えばポラロイド社は50インチで999.99ドルの4K UHDTVを発表したり、4Kが一般消費者にも買えるほど身近になった、4Kが定着した年、というのがトレンドの一つのようです。
ディスプレイ周りの話としては、とにかくスマホは大きくなり、タブレットは小さくなり、その境目がなくなってきています。その中でも今年はいくつかの「世界初!」が目立つので、今日はこの辺をピックアップします。
☆世界初!LGの曲面ディスプレイスマホ
ついに出ました、カーブしているスマホ!
先日 IMAX シアターでゼロ•グラビティーを観たんですが、IMAXシアターって人間工学に基づいてスクリーンが湾曲してるんですよね。すごい迫力でした。
視覚的に、それと同じ効果のあるディスプレイ。それだけでなく、曲がっている方が顔や手にフィットする、置いた時に音がデスクに遮られないためより良い音が楽しめる、など様々な利点がありそう。さらに、デスクに置いて上から押すと、平らになる、つまりフレクシブルなんです。
そしてすごいのが、背面にコーティングしてある分子の効果で、ついた傷が約5分もすれば自然と消えてゆくという!
LGのプレスカンファレンスはこちらから:
☆世界初!SAMSUNGのUHD湾曲テレビ
ここ数年、LGとSAMSUNGの競争が目立ちます。LGのスマホに負けじとSAMSUNGは湾曲したUHD(HDを越えるウルトラHD)TVを発表。105インチで世界最大、最高解像度。側面から画面を観た場合の見え方が、フラット型に較べ鮮明度が2倍だそう。
☆世界初!ソニーの4K超短焦点プロジェクター
個人的にはソニーの世界初、4K超短焦点プロジェクターには感動しました。ボックスを壁際に置くだけで、壁が4Kのスクリーンに変わってしまう。今までのプロジェクションの概念を、美しいデザインと技術でクリアしてしまった。「何の障害なくコンテンツを生活の中心に置けるべき」というソニーの心が表現されているような商品。
会場では壁の他に天井、テーブルのディスプレイがあったようなのですが、こうして見ると、コンテンツを観るものはテレビ、タブレット、モバイルだけでなく、壁、テーブル、天井、ガラス、、、メディアの概念も変わってきそうですね。
プレスカンファレンスでの平井社長のスピーチは素敵なので必見です。「Weird Sony is Back(変なソニーが帰ってきた)」とThe Vergeも言っているように、今年はソニー革新の年になるでしょうか??
☆テレビ番組のクラウド化
最後に、テレビのクラウド化の話題も多く取り上げられてるので気になりました。
ソニーが「Cloud-based TV Service」を発表し、アメリカでは今年中にローンチ予定だそうですが、Aereoなど、放送番組をクラウドを通じていつでも観れる、というシステムは今後主流になりそうな予感。
WWE(world wrestling entertainment)というアメリカのプロレス団体が、WWE Networkという24時間ストリーミングサービスを月額9.99ドルで開始すると発表した事もCESで話題になっていたようです。
CESのトレンド、まだまだあるので少しづつピックアップしていきますー!