1週間あけていただけなのに、いつの間にか桜満開ですね。
わたしはすっかりADFESTファンとなってしまいました。Pattayaが恋しい!

カンヌなどの受賞作品を見ているとどうしても欧米の作品が目立ってしまいがちですが、今回のADFESTでアジアの広告は面白いと改めて気づかされることとなりました。
アジアの文化はほんとにバラエティ豊かで、CMによって、その国のトレンドや生活も見えてきますよね。

カテゴリ別にそれぞれグランデを受賞した作品、それ以外で面白かった作品を紹介していきます。

まずはFILM部門から。Winners Listを見てみても、タイ、インド、オーストラリアが強かった気がします。Film Grandeは既に紹介のあったとおり、Melbourne Metro “Dumb Ways to Die”.

Goldを受賞した作品が全部で4つあったのですが、どれもメッセージがダイレクトに伝わってくるものばかりでした。
特に盛り上がっていたのがオーストラリアのCarlton Draught “Beer Chase”。ビールは人をクレイジーにするようです。

非常に分かりやすい、フィリピンのSaridonシリーズ”Pound/ Stamp/ Wash”。こんな頭痛に襲われたときにはSaridonの頭痛薬を!
Saridon ”Pound”

こちらは昨年のカンヌでも金賞を受賞していました。
“なぜ、わたしの書いた本が燃やされるんだ?”、“どうして子供の飲むミルクに汚水が入っているの?”、ムンバイに暮らす人々の叫びを、毎朝届けます。Mumbai Mirror “I am Mumbai” 

写真は目でなく、心で撮るもの。
何度見ても胸を打たれるSamsung Camera “INsight”

フィルムクラフト部門は、今回グランデがありませんでした。
Goldは5つ。そのうちの3つをこちらのSamsung “INsight”が受賞するという結果となりました。

Goldを受賞したほかの2つの作品はこれら。
ロンドンを目指す運動選手たちの躍動感が感じられる、Foxtel “Seeing is Believing”

FOXTEL “Seeing is Believing” from altvfx on Vimeo.

ドイツはDersdenにある、透明なVolkswagenの製造工場。その地方の豊かな文化と、VWの製造の様子を同時に見ることが出来ます。
Volkswagen Phaeton “Singular Masterpiece”

まだまだ続きます!