International CES 2013に来てます!
ハッピー2013!
皆様、今年も面白い海外情報をキャッチしていくのでよろしくお願い致します!
今、実はInternational CESという世界最大の家電ショーに来てるんです!
1月8日〜11日までラスベガスで行われ、 今年の出展者は3,300社以上。参加者数は何と156,000人以上を想定しているそう!
とにかくすごい人です!!
それもそのはず。家電ショーだけど、ただの家電ショーではない。
大手家電メーカーが新商品をここで発表します。
近い将来、こんなスマホを持って、こんなテレビを見て、こんな家に住んで、こんな車に乗るのかも?!と思うと、もはや私たちの生活スタイル、行動や考え方にまで大きく影響するものです。それはもちろん、広告やコンテンツの形も変える事になりますよね。
Black Eyed Peasのwill.i.amは最近i.am+という、iphoneを1400万画素カメラにするアクセサリブランドを立ち上げたんですが、彼が、テックスタートアップ企業化たちのパネルディスカッションでこんな事言ってました。
「近い将来、病院に行って医者に身体じゃなくてケータイを診てもらうようになるかもしれない。で、風邪ひいたのはあの時レストランで偶然会った友達が風邪ひいてたからたぶんそこでうつって、次の日薄着してたから悪化したんだろう、って言われるかもね。」
「テレビが冷蔵庫と話し始め、冷蔵庫が車と話す。車を運転していたら、スーパーの前を通ると、牛乳がなくなってるけど買わなくていいの?と車に言われて、、」
全てのSNSなどによって自分の行動のデータが蓄積されていて、それを見れば自分の全てがわかってしまう時代。
同じセミナーでBumpの創設者David Liebもこんな事を言ってました。
「今我々はケータイを使って何かしてるけど、近い未来ケータイが自分に何をすべきか教えてくれる時代になる」
スタートアップ企業のブースが例年の倍以上に拡大した事や若手起業家を呼んだセミナーは今年の特徴の一つ(二人以外にはZocDocという、Webやモバイルで病院を探すことができるサービスと、Rockmeltという、ソーシャルメディアに適したWebブラウザを提供する会社のCEOが来てました)。
今後テクノロジーが生活の中心になってゆく中、彼らの存在がますます欠かせなくなってくる事を示してますね。
「僕を救ってくれたのは音楽だった。でも、今の子供の世代は、音楽が彼らを救ってくれない。彼らに必要なのはテクノロジーであり、科学であり、数学だ」とwill.i.amは言ってました。
彼がそう言うほどのテクノロジーの変化を、ここ数日で見ていこうと思います。