この女性シネマトグラファーに注目！Reed Morano
Hello! わたしはMichelle Kim Inot、AOI Pro.でインターンをしています。Temple University Japanの学部生で、コミュニケーションを専攻していますが、フィルムメイキングにフォーカスしています。
“写真に1000ワードの価値があるなら、動画には100万ワードの価値がある”と言います。メッセージや感情を、一度に視覚的に伝達できるなんて凄いと思いませんか。
これまでに調べたシネマトグラファーの中に、Reed Moranoという人がいます。名門American Society of Cinematographersに最年少でメンバーに選ばれただけでなく、わずか14人いる女性メンバーの中の1人です。2011年には、Women In Film Crystal + Lucy Awardsで、Kodak Vision Award for Cinematography受賞し、またVarietyの 10 Cinematographers to Watchにも選ばれました。
(画像クリックで、動画再生）
2008年の作品、Frozen Riverは、Sundance Film FestivalでGrand Jury Prizeを獲得し、Academy Awardsには2部門、Independent Screen AwardsではBest Pictureを含めて7部門ノミネートされました。
才能あるシネマトグラファーは沢山いますが、わたしがMuranoに注目した理由は、彼女が女性であるだけでなく、あるインタビューで以下のように話していたからです：
“（ビューファインダーを覗いて）見る最初の人になりたいの・・・DPになるには、おかしなタイプのコントロールマニアになる必要があると思う。なぜなら、自分が撮影するものをコントロールするにも関わらず、それが自分の為ではないということをわかっていなきゃいけないから。それは誰か他の人の為のもの。（レンズを通して）彼らの望むものを作らなくてはいけないの”
また別のインタビューではこのように言っています：
“一緒に働くディレクターには、撮影が始まったら全面的に頼って欲しい。まるでわたしが彼らの頭の中にいるように。ほとんど彼らの頭の延長線上にいるように思って欲しいの。” (Indiewire)
どのインタビューで言っていることにも、全面的に同意せざるを得ません。コンセプトやイマジネーションをビジュアライズし、スクリーンに反映させるのは、DPの仕事であると、わたしも思っているからです。
今年、MuranoはFusion Film Festivalで表彰され、2015 Woman of the Yearにも選ばれました。それに加えて彼女は、Tribeca Film Festivalで、Olivia WildeとLuke Wilsonを迎えた “Meadowland”を発表、監督としてもデビューしました。
Written by Michelle