はじめまして。5月から国際部でインターンとして働かせて頂いています、鈴木と申します。このインターンを初めてからPhotoshopに興味を持ち、早速本を買い勉強をしています。普段は都内にてアシスタントウェディングプランナーとして働いています。

そうそう。葵プロの社員になると結婚式の披露宴で流すブライダルビデオを制作してもらえるみたいですね。一生心に残る素敵な思い出を会社の方がプレゼントしてくれるなんて本当に素敵な会社だなぁと思いました。
そして、本当に羨ましいです(笑) 

さて、本題に入りますが、今日は初のブログを書いてみようと思います。
実はブログを書く事自体初めてなので少し緊張していますが、楽しんで頂ければと思います。

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それでは、本日は私が衝撃を受けたアニメーション映画監督、
今 敏(こん さとし)監督の作品を紹介したいと思います。

こちらは彼の作品『パプリカ』の主題歌です。
監督の世界観を耳で楽しみながら読んで頂ければと思います。

今敏監督は一昨年に病で他界されたのですが、今でも多くのアニメーション映画に大きな影響を与え続けています。彼の作品の数々は、米アカデミー賞のノミネート最終候補に残り、米タイム誌の ”2010年を代表する人”の”Fond Farewells”部門で唯一日本人から選出されるほど、海外でも高く評価されています。

あの日本で大旋風を巻き起こした『ブラックスワン(2010)』の前哨戦とも言われている彼の処女作『パーフェクトブルー(1998)』を手がけ、ダーレン・アノロフスキー監督も彼の作品を敬愛されているそうです。

ダーレン監督ご本人は全く影響を受けていないと否定されていますが、私はブラックスワンを観た瞬間にパーフェクトブルーが頭に浮かぶほど、心情の描写や設定が非常に似ていたので、相当影響されたのではないかと感じました(笑)
気になる方は以下の比較映像をご覧下さい。

今敏監督の作品は少し複雑で、初めて観る方には理解しにくいシーンもあるかもしれませんが、とても奥が深く、何度見ても飽きない作品ではないかと思います。以前はアニメを敬遠していた私が、今ではTSUTAYAに行くと必ずアニメーションコーナーに足を運んでしまうようになりました(笑)

それではここで、今監督の作品をいくつかご紹介しましょう。

『パーフェクトブルー』

彼の処女作品です。私はこの作品が一番好きです。

『パプリカ』

CGのクオリティが凄いです。ストーリーも予測できない展開で、キャラクターの独特な心情表現が今敏監督色で染まっている作品です。

『東京ゴッドファーザーズ』

一度はタイトルを耳にされた事があるのではないでしょうか。アニメーション映画と言えばこれですよね。コミカルでメッセージ性の強い作品です。

『千年女優』

アイディアが素晴らしいです。主人公の心情やストーリー展開が鑑賞者の感性に委ねられている作品です。

『妄想代理人』

今監督初のテレビアニメーション作品です。アメリカでも人気があったそうです。

『オハヨウ』
http://www.youtube.com/watch?v=He4UONTQNA8
NHKで放送された作品です。
これは観た事がないのですが、予告編を観ただけで、もう観たい。。(笑)

以上、今敏監督の作品集でした。

最後に、話題になった今敏監督の遺書です。ご興味があればどうぞ。
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

私の記事を読んで少しでも今敏監督やアニメーション映画に興味を持って頂けた方がいらっしゃれば幸いです。拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

Kaori