イギリスのPrince’s Trustが、どのような状況に置かれていようとも、若者は誰でも成功するスキルを持っているということを表現したとてもパワフルな広告をローンチしました。

このTVCMでは、兄弟とアルコール中毒の母親の面倒を見る十代の少年や、ホームレス生活をする少女、そして虐待にさらされる子など、若者が経験し得る困難な状況が見られます。ここで話される言葉は、履歴書の自己紹介の欄に書かれるような内容になっており、この若者たちが置かれた状況こそが、自発性を伸ばし、コミュニケーション能力を高め、そして成功への切望と決意をもたらすのだと伝えています。

彼らのアクセントでは、聞き取るのがちょっと難しすぎたでしょうか!?英語が母国語なのにも関わらず、わたしにもなかなか聞き取れませんでした。なので、友人にお願いしました!

Here you go:

I’m a self motivated individual – 自発性に富んだ人間です
I can work independently- 独力で仕事ができます
And also as a part of a team- またチームの一員としても
I consider myself a resourceful person - 機略に優れていると思います
And possesses good communication skills- 優れたコミュニケーション能力を持っています
And have the ability to work under pressure- また、プレッシャーの中での仕事もこなせます
I’m a fast learner- すぐにものを憶えます
I am a hard worker. I’m a hard worker- 働き者です。とっても働き者です
And a quick thinker- そして頭の回転が速いです
But above all, I have the desire and the determination to succeed- けれど、何よりも成功への切望と、決意を持っています。

最後のコピーは:沢山の若者が難しい状況で学びます。わたしたちには彼らのポテンシャルを気付かせてあげることができるのです。Prince’s Trustで、一緒に若い命を救うことができます。

Prince’s Trustは、このCMが、雇用者が難しいバックグラウンドを背負った若者をこれまでとは違う目で見て、そして彼らが人生を軌道に乗せるためのチャンスを与えるきっかけとなることを期待しています。チームワーク、機知に富む、機転がきくなど、イギリス中の履歴書に溢れる言葉に、もっと重い意味を持たせました。これこそ、イギリスの恵まれない若者達が、もっとも困難な方法で学んだスキルなのです。今こそ、雇用者が彼らに新しい光を当て、ポテンシャルを見つけるときなのです。

Prince’s Trust についてはこちらで読んでみてください:
http://www.princes-trust.org.uk/about_the_trust/what_we_do.aspx

Academy Film UKのSeb Edwardsが演出しました。彼のその他の作品はこちらでチェックしてみてください:
http://www.academyfilms.com/seb-edwards

Enjoy!