クリスマスのコマーシャルが続々登場。OH I LOVE THIS TIME OF YEAR!!!一番印象に残り、最高のクリスマスTVCMをいくつも出した制作会社で働ければどんなに楽しいだろう。イギリスのRattling Stick社がそんな会社です。

まず最初にAndy McLeodが監督したMulberryのコマーシャル・・・これはFANTASTIC!!!
日本人は、お互いにクリスマスプレゼントをあげる文化がないのでその意味合いを理解できないかもしれないけれど、私が子どもの頃、だれがママに一番いいプレゼントをあげるかを争いあったのです。どの兄弟もママに一番いい手作りの贈り物(子どもですからお金がないので)をあげられるか一生懸命でした。

このコマーシャルはクリスマスの日のとある一家のお話。妹がお姉さんのために何時間も掛けて素晴らしいものを作り、プレゼントします。また、お母さんからそのお姉さんへのプレゼントは手が触れるとてつもなく可愛い子犬。そして彼女のボーイフレンド(か旦那)はなんと本物の一角獣を披露します。でも一番いいプレゼントはお祖母ちゃんからでした!!!

Mulberry #WinChristmas

監督:Andy McLeod http://www.rattlingstick.com/?page_id=80

Andyのすごいことは、監督になる前はロンドンでは一番名高い広告代理店の一つ、Fallonの共同設立者およびExecutive Creative Directorでした。日本でCreative Directorが賞を獲得するTVCMの監督になるなんて聞いたことありますか?!!!
この数年、Andyは誰もが欲しい名誉のD&ADのBlack Pencil, British Arrowsでのゴールド、Cannes、One ShowおよびCreative Circle Presidentの賞など、沢山のクリエーティブ部門の賞を取っています。


次のRattling Stickの作品はRINGEN LEDWIDGEが監督したSainsburyというイギリスのスーパーのチェーン店用のコマーシャル。またも賞を沢山獲得している監督です!!!!(イギリスのスーパーは広告に沢山お金が掛けられるのですね。)

SainsburyはRoyal British Legionと共同で「Christmas is for Sharing」(クリスマスとはシェアするため)という3分間半の動画を作成しました。一世紀さかのぼって、第一次世界大戦の有名なストーリーである1914年のクリスマス停戦という、戦争が始まってから初めてのクリスマスをイギリス軍とドイツ軍が祝う出来事。この動画では敵軍が「Silent Night」を歌うのをイギリスの兵士が聞き、敵の領域に飛び込んで友情を示し、フットボールまでプレーするのです。あるドイツの兵士と出会いで心の触れ合い、これが動画の最後で暴露されます。

Sainsburyのクリスマス2014の公式広告

このストーリーの主役のチョコバーはクリスマス・シーズン中、実際にSainsburyのお店で販売され、収益は軍人を援助するRoyal British Legionへ行くことになっています。

監督:Ringan Ledwidge http://www.rattlingstick.com/?page_id=78

日本の大手スーパーが心温まるお正月のコマーシャルを作る日が到来するのかしら。


そして最後に「Rattling Sticks Rocks」から選んだのはだれしも親でしたら、耳にたこができるほど聞く歌が主要になっているフィンランド人のPete Riskiが監督したVodafoneの広告。Frozenの「Let It Go!」ですがクリスマスの日に働いているクリスマスの英雄が歌っているのです。

Vodafone Christmas Advert 2014 #PowerToTheFestive

Pete Riskiの作品をご覧になるのでは彼の作品集をどうぞ:http://www.rattlingstick.com/?page_id=82

Enjoy!!!! And be Merry!!!