お久しぶりです。国際の塩津です!

今日は女性を応援する
パンテーンのShine Strongキャンペーンをご紹介します。
パンテーンの商品に関連しつつ、女性にポジティブなメッセージを伝えるこのキャンペーン。ただみるだけでなく世界中の女性が興味深くみてしまうのではないでしょうか?

パンテーンのウェブサイトにはこう書いてあります。
“強さは美しい。夢を気づかせてくれるのも、少しだけはっきり意見を言うのも、自分が信じるものに立ち向かいその事について後悔しないのも、強さがそうさせるのです。あなたの内面が強ければ、外側は輝くもの。それを理解しましょう、とてもすばらしい事です!” そして、女性がどういうふうにShine Strongだったか、エピソードをFacebook、Twitter、Instagramで#shinestrongを付けてシェアすると、パンテーンの#ShineStongのギャラリーに表示される仕組みになっています。

去年話題を呼んだLabels Against Women(女性に対するレッテル)はパンテーン フィリピンで制作され、世界中で話題を呼んでいましたね。今やYoutubeで4600万回再生されています。
長年色白がトレンドなフィリピン。去年のCMでは肌色の白いキャストしか出ていませんでしたが、今年のアメリカで作られた”Not Sorry”では人種、家族形態を問わず、様々なキャストが出ています。

今年のキャンペーン ‐ Not Sorry(謝らないで)

Pam Thomas監督(Community Films所属)

“どうして女性はいつも謝っているのか?”と冒頭に投げられた質問を筆頭に、
Sorry, sorry…と口癖のように誤る女性たちが映し出されます。

―“ごめんなさい、馬鹿な質問しても良いですか?”
―“すみません、いま少し時間はありますか?”
そこにスローガン - “誤らなくて良いんだよ。-Be Strong and Shine‐”

そして現れるのは、同じシチュエーションでも自信を持って笑顔で行動する女性たち。

―“質問があります。以前にした元々の案に戻りませんか?”
―“おはようございます。いま少し時間はありますか?”

シャンプーのボトルこそ出てはこないものの、仕事場ではバッチリ決め、時にはナチュラルな女性が素敵に映っています。

2013年のキャンペーン - Labels Against Women(女性に対するレッテル)

Simon Cracknell監督

男女のまったく同じ行動が正反対の意味に取られてしまう、“女性“のレッテルに対する興味深いCM。納得してしまう興味深い女性のレッテルがシームレスな編集と 共にちりばめられています。

男性だと、ボスで、説得力があり、熱心で、きちんとしていて、こぎれいで、洗練されているとされる行動が、

女性であれば、威張りたがりで、押しが強く、自己中心的で、うぬぼれていて、目立ちたがりとみられてしまう。

男女の社会的立ち位置は時代を超えて変ってきましたが、誰かが作った色眼鏡を透してではなく、個人をありのまま評価できる時代がいつかやって来るのでしょうか?