広告業界にとってハロウィンシーズンは各々のクリエイティビティーを試す絶好の機会でもあります。

こんにちは、AOI Pro.インターンのアレックス・ハリスです。

今回はハロウィンやインターネットを巧みに利用した今年のキャンペーンをいくつかご紹介します。

まずはこちら:
Greggs (U.K.)

イギリスのベーカリーチェーンGreggsは、店舗内にゾンビを侵入させるという企画を行い、その様子をインターネットで配信しました。店内にはハロウィンにちなんだ商品もあったり、Facebookを使ったゾンビ仮装コンテストが開かれる等、ハロウィンキャンペーンが盛んに行われています。

Chipotle (USA)

Chipotleはマクドナルドが所有するアメリカの人気メキシカンフードチェーン。この長尺の動画はソーシャルメディアユーザーを対象に作られ、コスチュームを着た客は2ドルでブリトーを買うことができ、その売上は慈善団体に寄付される(100万ドルまで)“ハロウィンナイトキャンペーン”の宣伝です。

Cadbury (Canada)

アメリカとカナダにおいて、Cadbury Crème Eggはイースター(復活祭)の代名詞。ハロウィンバージョンの商品やカナダのFacebookページにより多くの人を寄せ付けるためにいくつかのユーモア溢れる短いコマーシャルを作っているみたいです。

PETA (USA)

*このビデオには動物を屠殺するシーン等が含まれています。

動物の権利擁護グループであるPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)はその独特なマーケティング戦略で物議を醸しています。今回のインターネットを使ったハロウィンキャンペーンでは、つい最近リアリティ番組”RuPaul’s Drag Race” で優勝したドラッグクイーンのSharon Needles(シャロン・ニードルズ)を起用。このキャンペーンには “死んだものは食べられるのではなく、埋葬されるべき”というメッセージが込められているようです(同意するかしないかは別として)。

以上、今年のハロウィンキャンペーンでした。ハロウィンも終わりに近づき、クリスマス広告をあちこちで目にするのももうすぐですね。

ハッピーハロウィンfrom AOI Pro.