いよいよ大統領に!業界の反応は…?
先日20日に大統領就任式が行われ、トランプ氏は第45代米国大統領に就任しました。雨と寒さの中、就任式の行われたワシントンの連邦議会議事堂周辺には数十万人が支援と抗議のために集まったそう。就任式でこれだけ支持が分断されているのは異例の事態でしょう。
今回はそんな就任式の前後で注目された広告・映像を幾つかご紹介します。
“The world has gone nuts”「世の中はおかしくなった」。
こちらは就任式の翌日、大胆にもDaily Starの一面にスペースを勝ち取ったレバノンのナッツブランド、Al Rifaiの広告。皮肉にも就任式の様子を伝える写真の真下です。Nutsのクレイジーという意味とかけています。なんとも思い切った広告。
こちらは37.5 Technologyという寝具を作る会社。なんと大統領のためだけにわざわざベッドセットを作り送りつけたそう。ツイート量の多い大統領を懸念し、「これで睡眠の質が上がり、午前3時以降のツイートがなくなることを祈ります」とのメッセージを添えたとのこと。果たしてその効果はいかに…???
就任式直前、OKGoがアメリカの人気トークショーThe Late Late Show With James Cordenで、Morrisseyの”Interesting Drug”をカバーしました。歌詞は“There are some bad people on the rise” 「悪党たちが現れた」というフレーズから始まり、“They are saving their own skins by ruining other people’s lives” 「他人の人生を犠牲にして自分だけ逃れる奴ら」と毒舌が続いていきます。
こちらは元Pink FloydのベースRoger Watersが、昨年9月にメキシコでライブを行った際に収録された映像。わざわざ就任式の日に抗議の意味を込めてオフィシャルMVとして発表しました。当人の言葉:“the resistance begins today” 「今日からレジスタンスが始まる」。背後のプロジェクションマッピングが強烈です。。。
やはりどれも抗議色が強いですね。この先果たして政権を支持する内容のものが出てくるのか…?これからの動向に注目しましょう。