初のブログ投稿になります! 成田です。

そして今回、初めてフランスで開催されるカンヌ広告祭に参加をします!

初ブログ、初カンヌと初物づくしでございます。

 

早速今回のカンヌで受賞をするのではないかと思われる作品の予想をしていきたいと思います。

Apple at Work — The Underdogs

監督:Mark Molloy
プロダクション: Smuggler
音楽: “Nature Fights Back” by Hauschka

個人的にAppleのCMはアイデアや映像の見せ方など好きなポイントが多く、どれも好きなのですが、

これもかなり好きなやつです!

オフィスで階級の低い「Underdogs」たちが偶然手に入れたビックチャンスをモノにするために

2日間という短い時間で”丸型のピザボックス”のプレゼン資料を制作する。というストーリーなのですが、

この作品で好きなポイントが2つあります!

1つ目はキャスティングです。

プレゼンチームのリーダー、デザイナー、子供を世話しながらプロジェクトに追われるメンバー、嫌味な会計係など

いわゆる広告で使われるような華やかなキャストではなく、どこの会社でもいるようなキャラクター、そしてそのキャラにあった絶妙なキャスティングがされていると思います!自分たちに近い存在だからこそ登場人物たちに感情移入ができるのかもしれませんね。

2つ目は編集です!

テンポの良い編集は見ていてとても心地がいいですね!

尺は3分と長いですが、あっという間に終わってしまいました。またラストでプレゼンがうまくいったのかどうかを

見せないところも個人的には好きでした。

 

派手さはないですが、絶妙なキャスティング、テンポの良い編集、そしてさりげなく登場するApple製品たち、、

何かしらの賞は受賞すると個人的には思っています!そしてi padが欲しくなりました!笑

 

Nike – Dream Crazy

監督:Mark Molloy
プロダクション: Smuggler
音楽: “Nature Fights Back” by Hauschka

全米で話題になったこちらのCM。

常にメッセージの強い広告をつくり続けているNIKE。

そのCMのなかでも特に強いメッセージをもっているのがこの「Nike – Dream Crazy」

 

ナレーションを担当しているのは、“元”NFL選手のコリン・キャパニックという方なんですが、

キャパニックは2016年の試合直前の国家斉唱中、人種差別に抗議するために起立せずにひざまずきました。

この行動が問題となりチームに追放され、事実上の引退に追い込まれてしまったのです。

そんな彼を批判覚悟のうえ、CMに起用したNIKEの企業としての姿勢が個人的にとてもかっこいいなと思いました。

 

作品に対する賞賛が集まる一方で、愛国心や人権問題に関わるセンシティブな内容のため〈Nike〉製品のボイコットを促す

#boycottNikeというハッシュタグがTwitter上でトレンド化するなどアメリカ全土を二分するような話題性を持った

この作品はきっと賞レースに絡んでくると思います。

 

 

初めてのブログ、

いかがだったでしょうか?

今回は以上になります!

またカンヌ中もブログをアップしますのでよかったらのぞいてみてください!

よろしくお願いします!!