コカ・コーラのCMやキャンペーンで度々出てくるあのホッキョクグマ。なんと1922年にフランスで出版広告に使用されて以来、約90年もの間起用され続けているそうです!
しかし、一体このホッキョクグマは何なのだろうかと思った人も多いはず。その正体が今回の約7分間のショートフィルムで明かされているというわけです。

“Coca-Cola Polar Bears Film 2013”:

ストーリー:
やんちゃな息子のジャックは妹のカイアをしっかりと見ておくようお父さんから頼まれるが、ふざけて滑り落ち、お父さんが大事なスピーチをしているところを邪魔してしまうという展開。一方、妹のカイアは鳥達とシンクロナイズドスイミングをして遊んでいるところをお父さんに目撃されてしまう・・・怒鳴られるのかと思いきや、家族みんなで参加してしまうという家族愛を描いた物語。

プロデューサーは大御所リドリー・スコットと去年亡くなった弟のトニー・スコットが担当し、豪華なスタッフ陣となっています。また、Animal Logicが制作したホッキョクグマのカイア(妹)が非常に愛くるしい仕上がりです!それにしても、ストーリーでは家族愛が描かれているにもかかわらず、去年8月に弟のトニー・スコットを自殺で失っているなんてとても悲しいですね。

ストーリーに対しては賛否両論で、ライオンキングのパクり等といった意見も結構あるようです・・・また、このショートフィルムに対し、アメリカの公益科学センターは“Real Bears”と題したムービーを作り、コーラを過剰に摂取してしまったホッキョクグマが糖尿病や肥満、虫歯といった様々な症状を患う様子を描いています!

“The Real Bears”:

クレジット:
クライアント: Coca-Cola
代理店: CAA Marketing
制作会社: Scott Free
監督: John Stevenson
プロデューサー: Ridley Scott, Tony Scott, Michael Costigan
アニメーション: Animal Logic