こんにちは、
有田です!

12月に入り急に気温がヒヤっとしてきましたね。
寒い中、皆さん家では何をしてお過ごしでしょうか?
私は特にネットフリックスにハマっていますが、読書など他の趣味はございますか?

油絵は趣味としてとても時間がかかるもので、私自身はあまり触れたことはありませんが、一つの絵を完成させるのには何時間、何日間もかかる印象です。

しかしこちらのミュージックビデオでは、全てが油絵で表現されています!
少し長い作品となりますが、是非ご覧ください!

Client: BLUEOX
Title: “Fearless”
Director/Painter: Rohitash Rao
Producers: Donny Dykowsky & Kieran Sullivan
Editor: Bob Mori

一目見た瞬間から心惹かれる作品ですね。
落ち着いているロックな曲調とも、上手く調和が取れています。

なんとこの動画、一枚の木のキャンバスに3,771フレーム分の絵を重ねて描いたんだとか!

バンド、ブルー・オックスがピンク・フロイドの曲、「フィアレス」をカバーし、その楽曲に合わせて監督であり画家のロヒタシュ・ラオさんがロックダウン期間・7ヶ月に渡り、このプロジェクトに取り組んだそうです。
一枚の絵を完成させるのだけでも難しいというのに、その絵を音楽にも合わせるとなると難易度が10倍近くも高くなっているのではないのでしょうか?

この作品を見た時、数年前の映画を思い出しました。

2017年に公開された映画「ゴッホ 最期の手紙」も同じく、全て油絵で制作された映画です。
今回ご紹介した6分のMVでは3,700枚以上の絵が使用されましたが、映画「ゴッホ 最期の手紙」では65,000枚の油絵が使用されました。

気になる方は是非、こちらの予告編をご覧ください:

Directors: Dorota Kobiela & Hugh Welchman
Producers: Hugh Welchman, Ivan Mactaggart & Sean M. Bobbitt
Editors: Dorota Kobiela & Justyna Wierszynska
Production: BreakThru Productions & Trademark Films 

この映画は「フィンセント・ファン・ゴッホへの捧ぐ」という想いのもと作られたもので、ゴッホ独特の絵のスタイルで描かれています。
映画製作者たちは古典的な技術を持つ画家たちを起用しました。
監督ヒュー・ウェルチマンは「パーソナライズされたスタイル」のアニメーターを避け、「非常に純粋な油絵画家」である人々を選んだと言っています。
合計で20カ国以上から125人の画家が招集され、制作はグリーンスクリーンで実際にキャストに演じてもらうところからスタートしました。

撮影終了後、各フレームはキャンバス上に投影され、画家たちがそれに合わせて絵を描いていったのです。
この映画では、一度撮影されたフレームの上に重ねて絵を描いており、プロジェクト期間中に制作された65,000枚の油絵のうち、わずか1,000枚しか残っていませんでした、、、残念ですね!

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%9B_%E6%9C%80%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99#%E8%A3%BD%E4%BD%9C

https://en.wikipedia.org/wiki/Loving_Vincent#Production

この二つの作品を見た後、私も油絵に挑戦してみたくなりました!

皆さんも挑戦してみたらいかがでしょうか!