最近、Coca Cola が好きな理由が多くなるばかりです!今年のカンヌのCreative Marketer of the Yearに選ばれたことが発表されました!
Creative Marketer of the Yearは、以前はAdvertiser of the Yearと呼ばれていました。それが、あらゆるメディアプラットフォームを活用するというブランドコミュニケーションの進化に合わせて、名称も変わったのです。昨年だけでもアウトドア部門の‘#COKEHANDS’と、モバイル部門のGoogleとの共同プロジェクト‘Hilltop Re-Imagined‘のグランプリ2つを始めとして、30ものライオンを獲得しました。

“HANDS”のキャンペーンでは、文字通り、Coca Colaのボトルをシェアする2本の腕が、赤と白で描かれました。人々がコーラを〝Share“することを推奨するためのデザインでした。Coca Colaを中心にした、このシンプルで人目を引くデザインは、人との繋がりや友情について分かりやすく伝えるものとなっていました。

coke-hands

グランプリを獲得した‘Hilltop Re-Imagined”では、Coca Colaは、Googleと組んで広告実験を行いました。自分たちの1960~1970年代の伝説的な広告キャンペーンを、現代のテクノロジーを使って、再考し、リメークしたのです。この新しいテクノロジーで、自分の電話を使って、地球の反対側の人にコーラをプレゼント出来るようにしました。

他に昨年のカンヌで賞を受賞したものといえば”Security Camera”ですが、こちらはSuper Bowl中に流れただけでなく、TEDにて、ADS WORTH SHARING(シェアするのに値する広告)にも選ばれました。
http://www.ted.com/initiatives/aws

またCoca Colaは、ウェブサイトを一新し、よりインタラクティブに、情報豊かに、エンターティメント性に富んだものにしました。
http://www.coca-colacompany.com

彼らの勢いはとまりません。最新のキャンペーン〝Coca-Cola Small World Machines“は、世界中で話題になりました。対立する2つの国、インドとパキスタンを近づけるものとなったのです。

互いに敵対意識のあるインドとパキスタンにそれぞれ置かれた自動販売機を使って、市民に交流させたのです。国境の反対側にいる人たちが、互いを見合い、一緒に絵を描くなどして共同でミッションを達成する仕掛けです。これが上手く出来ると、自動販売機がコーラをプレゼントします。

私はこれが1番好きです!!実際にCoca Colaの缶を〝Share“出来るのです!

すっごくクールなことだと思いませんか?!!彼らの有名なキャッチフレーズ“Share”を次の次元まで持っていってしまっています!!

なぜCoca Colaが今年のCreative Marketer of the Year に選ばれたのか、こちらで詳しく説明されています:

http://adage.com/article/special-report-cannes-2013/favorite-work-coke-cannes-2013-creative-marketer-year/242013/

個人的には、ずっとPepsiよりもCoca Colaファンです!!:)