1994年に「SXSWフィルムフェスティバル」のマルチメディア部門としてスタートし、2011年には「SXSWインテラクティブ」として発展したこちらのテーマですが、テクノロジーにおけるクリエイティビティーはコミュニティーによって支えられているという印象が強いです。

クラウドソースによるクリエイティブの開発は、今や爆発的な勢いがあります!

以前ブログでもご紹介したKickstarterHitRECord.orgから、IndiegogoiPledg、そしてジャンル別にWreckAMoviePledgeMusicまで、ベンチャー精神豊かなクリエイターたちにとっては不可欠な、資金集め及びPRのツールとなりつつあります。

SXSWcrowdKickstarterSXSWcrowdHitRECord

SXSWcrowdIndiegogoSXSWcrowdiPledg

SXSWcrowdWreckamovie20100704 LOGO Vertical PLEDGE AW

 

では、数字でCrowdfunding/Crowdsourcingの成長っぷりを見てみましょう!

スタートアップに使用できるポータルの数: 536
そのうち創設されてから1年間も経っていないポータルの数: 100
2011年のキャンペーン数: 120万
2011年の資金集め総額: 15億ドル
2012年の資金集め総額: 28億ドル
2012年7月の時点でKickstarterにて集まった資金の総額: 1億2400万ドル

(crowdsourcing.orgによるCrowdfunding Industry Report 2012 より)

まさしく目まぐるしいです!!!

また、今年ぜひ注目したい関連セミナー2つをピックアップ:

Go Fund Yourself
SXSWcrowdIndiegogoSlavaRubin
発表者:Slava Rubin (Indiegogo.:.CEO/共同創立者)
ここ5年以上で、数え切れない程のクラウドファンディングによるプロジェクトの成功例を見てきたRubin氏が、様々なコツを紹介します。例えば、優れたケース動画を載せたキャンペーンの資金集め金額は114%増加する、目標金額を達成したキャンペーンの93%は魅力的なおまけを提供している、などなど。

 

PR for Crowdfunded Projects in Age of Kickstarter
SXSWcrowdNorthOfNine
発表者:Connie Zheng (North of Nine Communications.:.共同経営者)
サンフランシスコを拠点としたブティックPR会社(WPPとYoung & Rubicam関連)がクラウドファンディングによるプロジェクトやキャンペーンを盛り上げるために、PRの最良の慣行、レッスン、戦略や方法を提案します。

言うまでもなく、Crowdfunding/Crowdsourcingはクリエイター/ベンチャー企業とファン/ユーザーとの距離をより縮める機能も持っていますので、「コミュニティー」のパワーとポテンシャルがどこまで発揮されていくか、気になりますね!