今日は、ワールドカップを間近に控え各ブランドのワールドカップCMをピックアップします!

ESPN “Global Issues”

まずご紹介するのは、ESPNからのワールドカップCM。

W+Kニューヨークがお送りするのは、各々のサッカーチームについて独自の見解を語るニューヨーカーたち。

ドイツ人の肉屋さん、イタリア人の床屋さん、アフリカ人のタクシー運転手さん、イギリス人のビジネスマン、、、

さすがは「メルティングポット」ニューヨーク!最後のタグラインの通り、「4年ごとに世間を賑わす」どころか、どこに行ってもワールドカップの話題で持ちきりです。

広告会社: Wieden + Kennedy, New York
制作会社: Imperial Woodpecker
監督: Stacy Wall

NIKE “Winner Stays”

2010年のワールドカップのCMの代表格、NIKE ”Write The Future”が好きだった人は、今年のNIKEのCMもまた好きになるでしょう。

監督はRattling Stick所属のRingan Ledwidge、そして出演は豪華選手陣。

少年たちのサッカーの試合から一転、彼らがボールに触れると次々と現れるCristiano RonaldoやNeymar Jr.、Wayne Rooney。

そしてこれ以上豪華にならないというところで急にハルク、、!

徹底的に壮大で煌びやかだった前回のWrite The Futureと違うのは、あくまで主人公は彼らの憧れの選手になりきる子どもたちであるという所です。

誰しもが自分にとってのスーパーヒーローになりきっていた子ども時代を華麗に描写しているのが、さすが。

広告会社:Wieden + Kennedy, Portland, Ore.
制作会社: Rattling Stick
監督: Ringan Ledwidge

Coca Cola “One World, One Game”

もちろん、ワールドカップオフィシャルスポンサーであるコカ・コーラ社も次々とワールドカップキャンペーンをリリースしています。
中でも注目すべきは下記CM。

FIFAワールドカップは一カ国ではなく、全世界のもの。

コカコーラはブラジルのアマゾンにある孤立した村や、パレスチナ地方の忘れ去られていた町、津波の甚大な被害を受けた日本の岩手県は大槌町の人々を支援し、ワールドカップに招待します。というコーラらしい、素敵なCMです。

ちなみにディレクター・関根光才さんの元、日本の撮影を当社が担当いたしました。

広告会社: Wieden + Kennedy São Paulo
制作会社: Stink Ltd.
監督: Ivan Zacharias, Kosai Sekine, Josh Cole, Nacho Gayan, Norman Bates


Powerade “Nico’s Story”

大手ブランドが軒並み大掛かりなCMを発表する中で特に目を引かれたのがこちら。
生まれつき右足の無い「Nicoの話」。

Nico Calabriaはプロのアスリートではないものの、2分間でPoweradeが彼をワールドカップCMで起用した理由が分かることでしょう。
赤ちゃんの頃から彼の両親によって撮影されるホームビデオを介し見えてくるのは、彼の強さです。
特に、「何歳?」と聞かれて「8歳」と答える自身漲るNicoの表情には、自然と鳥肌が立ちます。

広告会社: Wieden + Kennedy, Amsterdam
制作会社:Caviar Los Angeles
監督: A.G. Rojas

上記で紹介したもの以外にも、ワールドカップを盛り上げる各社のCMがまだまだあります!!

Nike “Risk Everything”

Pepsi “Now Is What You Make It”

ワールドカップフィーバーが過熱する中、あなたのお気に入りのCMを探してみては?