Grassroots Branding:{UNDER ARMOUR}
半年以上前にAOIのグローバル・マーケティング＆ブランディング部に入ってから、
もともと興味を持っていた「ブランド構築」への関心がさらに増してきたMandyです。
世界中に展開しているパフォーマンス・アパレル・ブランド「Under Armour」は、
1996年にアメリカ・メリーランド大学のアメリカン・フットボール選手Kevin Plankが祖母の地下室でスタートさせたものです。
そして、あまり運動しない私がこのブランドを知るきっかけは、音楽ファナティックの友人が教えてくれたオーストラリア・シドニーのバンドThe Jezabelsの音楽でした。
The Jezabels独特の高揚感のある曲”A Little Piece”が起用されたCMは、
若手NBAバスケット選手・Brandon Jennings（22歳）が自分の出身地である
カリフォルニア州・コンプトン市を、「自分がどこに行っても、
足がずっと地に付けさせてくれる場所」として考え、
諦めずに努力している態度を描写しています。
「Under Armour」を直訳すると、「下にある鎧」となりますが、
このブランドの草の根レベル・キャンペーンでは、
Brandon Jenningsを含め、前途有望な若い世代のバスケット選手4名を起用し、
アメリカ東海岸を中心に、高校バスケットチームとの試合ツアーを実施してローカルな話題性をもたらしています。
Under Armour Basketballキャンペーン
“Are You From HERE?” （「キミはココから来たのか？」）
ドキュメンタリー映像 feat. Brandon Jennings：